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side：Issei.K
「早いね」
「…そうですか？」
先輩は僕の横に並んで、喋り出す。
定位置はすぐそこなのに。
「そんなに、楽しみだったの？」
「そんなことないです」
「素直じゃないんだから」
そう言って僕の頭をくしゃくしゃっとする。
…なんでこんなに、僕の心を奪っていくの？
「先輩、」
定位置に座って、お弁当を食べようと広げる先輩にそう声をかける。
「なぁに〜？」
いつもの、ふわふわした声。
緊張する。
「あの…、」
「うん？」
「お誕生日、おめでとうございます…！」
声を振り絞って、一字一字しっかりと発す。
「…ありがとう！」
恥ずかしくてぎゅっと瞑っていた目をゆっくり開けると、
驚いたような、嬉しそうな表情を浮かべる先輩の顔。
��覚えててくれたんだね��
そう発する先輩に、当たり前じゃないですか、と食い気味に返す。
かわいいなぁ一世は。
そんなことを言われる度、胸がドキドキ。
・
談笑しながらお昼を食べ終えた僕たち。
僕の緊張はだんだん解けて来たけど、
まだ手紙を渡せてないことに気づいた。
「先輩っ」
「うん？」
「これ、」
緑のシンプルな封筒を手渡す。
「えっ、」
再び驚いた顔。
見ていい？とか言うもんだから、それはダメって返す。
「帰ってから、でお願いします…」
「ふふふ、はぁ〜い」
さっきの驚いた顔はどこにいったのって言うくらい、
ふにゃふにゃした笑顔。
それさえも、愛しくて、爆発しそう。
「プレゼントは、今日の放課後とか、どうですか？」
「おっ、いいね！嬉しい！」
僕も、一緒に帰れて嬉しい。
なんて、そんなこと言えるわけないし、
…ほんとは、告白もしたいけど、直接する勇気はないから、
お手紙に書いたんだけど、そんな自分が憎い。
…ちゃんと、伝わるといいな。
��先輩のことが好きです��
��僕と付き合ってくれませんか��＿＿＿
Yuto.T × Soya.I→←Naoki.F × Issei.K
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凛(プロフ) - 嬉しいです。ありがとうございます。またリクエストさせて下さい。 (2018年11月5日 23時) (
レス) id: 34a164816f (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - ありがとうございます。 (2018年10月27日 20時) (レス) id: 34a164816f (このIDを非表示/違反報告)
ぷ わ(プロフ) - 凛さん» 了解です！今しばらくお待ちください。 (2018年10月27日 20時) (レス) id: 3124410e32 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - リアルでお願いいたします。 (2018年10月27日 19時) (レス) id: 34a164816f (このIDを非表示/違反報告)
ぷ わ(プロフ) - 凛さん» かしこまりました！リアルとか学パロとか特にありませんか？ (2018年10月27日 19時) (レス) id: 3124410e32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷ わ | 作成日時：2018年7月4日 0時
