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side:Hidaka.U



「…キス、しよ」


そう開かれた大昇の口。

まさかそんなこと言われるとか思ってなくて、言葉出ないし、

ほんとに、心臓はち切れそう…


「ダメ?」


ちょこっと上目遣いで見てくる大昇。


「…いいよ、でも、俺から、する…から」


全然目が合わせられない。

顔も熱い。


「…うん、わかった」


そう言ってスッと目を閉じる大昇。


片手を大昇の肩に添えて、ゆっくり近づく。


「…っ」


ほんの少し、重なる唇。

心臓持たないから、すぐ離すと、開かれる大昇の目。


「…終わり?」

「うっ、うるさい、無理だよもう」


フッと力が抜ける。

はぁっと心を落ち着かせてると、頬に添えられる大昇の手。


「…え?」


大昇の方を向くと、再び重ねられる唇。

びっくりして目を見開くけど、

角度を変えながら軽いキスを何度も落とされて、

どんどんとろんとしてくる俺の目。


「たいしょ、っ…」


さすがに苦しくなって、トントンと肩を叩くと、

銀の糸を引きながら離れていく。


「はぁっ、はっ…」

「気持ちよかった?」

「ばか!今日は俺からって思ってたのに」


結局大昇に持ってかれる。


「だって飛貴遅いんだもん」

「しょうがないでしょ!!」

「はは、ごめんごめん」


ちょっと腹立ったから、そうやって油断してる大昇の頬にキスをしてみる。

すると目をまんまるにして驚く大昇。

そんなのお構い無しに俺は口を開ける。


「ねえ」

「うん?」

「…生まれてきてくれて、ありがとう」









「大好きだよ」



「俺は愛してる」









そう言って、2人で笑いあった。




素敵な誕生日に出来たかな?

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(プロフ) - 嬉しいです。ありがとうございます。またリクエストさせて下さい。 (2018年11月5日 23時) (レス) id: 34a164816f (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ありがとうございます。 (2018年10月27日 20時) (レス) id: 34a164816f (このIDを非表示/違反報告)
ぷ わ(プロフ) - 凛さん» 了解です!今しばらくお待ちください。 (2018年10月27日 20時) (レス) id: 3124410e32 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - リアルでお願いいたします。 (2018年10月27日 19時) (レス) id: 34a164816f (このIDを非表示/違反報告)
ぷ わ(プロフ) - 凛さん» かしこまりました!リアルとか学パロとか特にありませんか? (2018年10月27日 19時) (レス) id: 3124410e32 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぷ わ | 作成日時:2018年7月4日 0時

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