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side：Hidaka.U
帰りのホームルームが終わった俺は、
速攻で荷物を持って大昇のクラスに向かう。
「おい浮所〜転ぶなよ〜」
「はーい！さよーなら〜！」
まだ大昇のクラスはホームルームをやってて、
そわそわしながら待つ。
5分後、さようならという挨拶がドア越しに聞こえて、
終わった！っと思って目をやると、
ガラガラっと開いた扉の奥には大昇がいた。
「あっ、浮所お待たせ！帰ろっか」
「うん！」
たぶん今の俺、ニヤけすぎて気持ち悪いだろうなぁ。
なんて思いは捨てて、大昇と帰れる幸せに浸る。
・
「浮所の家、初めてだよね？？」
「そうだね、あんまり家で遊ばないもんね」
ほのぼのした会話を続けてると、あっという間にお家に着いた。
「うわ、めっちゃ綺麗…」
そう見上げる大昇。
あ、横顔綺麗。なんて思ったことは内緒。
「どうぞ入って」
家に入ると丁寧に靴を揃える大昇。
それすらも愛しく思える。
階段を上がって、手前から2番目のドアが俺の部屋。
「ひだか って書いてあるのかわいい(笑)」
「うるさいなあ！」
ドアには、小学校の頃自分で書いたネームプレートを飾ってある。
ああ、外しとけばよかった(笑)
俺がベッドに座って、空いてるところをぽんぽんとやると素直に座る大昇。
かわいいなぁもう。
「なんか飲む？」
「ううん、あるから大丈夫」
「そっか！飲みたくなったら言ってね」
バースデーボーイなんだから。
そう付け足すと、うんって照れくさそうに笑う大昇。
愛しさが爆発して、思わず抱き締める。
「うわっ」
「…大昇、」
「なぁに？」
「ふふふ、すきだよ」
「急だなぁ」
背中に大昇の手が回る。
ぽんぽんってやられて、少し高鳴る俺の胸。
なんで一個下なのにこんな大人っぽいんだろう。
すごい安心する。
「…ねえ、飛貴？」
「うっ、うん…？」
不意打ちの名前呼びで、言葉が詰まる。
どんどん鼓動が早まっていく気がした。
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凛(プロフ) - 嬉しいです。ありがとうございます。またリクエストさせて下さい。 (2018年11月5日 23時) (
レス) id: 34a164816f (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - ありがとうございます。 (2018年10月27日 20時) (レス) id: 34a164816f (このIDを非表示/違反報告)
ぷ わ(プロフ) - 凛さん» 了解です！今しばらくお待ちください。 (2018年10月27日 20時) (レス) id: 3124410e32 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - リアルでお願いいたします。 (2018年10月27日 19時) (レス) id: 34a164816f (このIDを非表示/違反報告)
ぷ わ(プロフ) - 凛さん» かしこまりました！リアルとか学パロとか特にありませんか？ (2018年10月27日 19時) (レス) id: 3124410e32 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぷ わ | 作成日時：2018年7月4日 0時
