純粋ガール『桃』２

episode 56 小瀧 ページ7

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翌日、講義後神ちゃんに呼ばれ、

大学内のイートインスペースに向かった。




神ちゃんは昨日のことが会ってから少し会うのが気まずい。


俺が勝手にそう思ってるだけやけど。



神ちゃんがAちゃんの事好きになっとったらどうしよう。


付き合ってないって言いよったけど。



神ちゃんの片思いはありえるわけやん。




怖いなー、怖いなー、


稲川淳二の真似やないけど、






1人でブツブツ考えよったら、神ちゃんの前を通り過ぎてしまったらしくて




神「ちょお！どこ行くねん！！」っと言われてしまった。





イートインスペースに入り、近くのカフェで買ったクレープを頬張る神ちゃんと



少し甘めのコーヒーをすする俺。




ずっと目があったままで正直怖い。




何やろ、



何言われるんやろ...。




めっちゃ怖い。





※ここから会話文のみです。









怖いなー、こわ 神「Aちゃん、心配しててんで？」




小「え？」



「嫌われたんちゃうかなぁって」


「え、そんな、」



「そやから、昨日Aちゃん少し借りたからな！」



「あ、その事なんやけど、」



「ん？」



「付き合って、はないん？」



「誰と誰が？」



「神ちゃんとAちゃん...」



「そんなことないで笑笑」


「やんな笑」


「キュンとはしたけど」



「やんな......はぁ！？」









✄--------------- ｷ ﾘ ﾄ ﾘ ---------------✄



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