酔 《 Yoshinori.M 》 ページ26
.
「 もうだーめ。 」
『 あともう少しだけ〜！』
「 もう顔、真っ赤っかやんか〜 」
〈 いいやん、正門許したりーや 〉
「 や、丈くん甘やかしすぎですって 」
『 もう少しだけ、ね？ 』
なんて火照ってる顔で上目遣いなんてされたら
「 …あとちょっとだけ、ね？ 」
って言っちゃうやん
やったー！なんて喜んでるAの隣では
丈くんが
やっぱ正門やな〜 なんて笑って言うてるし…
…
「 もー！だから言うたやんか 」
案の定ひとりで歩けなくなっているA
〈 大変やなぁ正門も笑 ほな 〉
と言って帰る丈くんに 一礼をし
「 Aちゃん？立てますか？ 」
『 酔ってないもん 』
と立とうとするがよろめく
「 はぁ、もうタクシー拾ってこ 」
…
タクシーに乗り、ひたすら無言
ねえ？なんて聞いてくるけど
今は心を鬼にして無視
そんな時に
ﾋﾟﾛﾝｯ とLINEが
藤原丈一郎お疲れさん。色々あるみたいやからそないに怒ってやらんといて笑
…
正門良規お疲れ様です。本人次第ですかね笑。ご迷惑おかけしました…
…いろいろって何やねん
と考えてる間に家に着く
「 A着いたで。降りれる？ 」
そう聞くと首だけで頷き、タクシーから出るA
ｶﾞﾁｬｯとドアを開け、
リビングへ行き、ソファへ座る
なにも話さないAの顔をチラッと見ると
今にも泣きそうな顔をして下を向いていた
そんなAに
「 A？言うたよね、俺 」
「 もうあかんよって、俺がいたから今日はええよ 」
「 でも、もし俺がおらんくて、ほかの男がいる時されたらすっごい嫌やで 」
『 …ごめんね 』
Aの泣きそうな顔を見ると強くは言えんくて
でもちゃんと伝わってるらしい。
そんなAの肩に片手を回し、引き寄せ
頭をぽんぽんと撫でる
「 丈くんが言うてたけど、なんで今日こんなに飲んだん？ 」
『 … 良くんと久しぶりに会って、テンション高くなってたのと、ちょっとだけ、ね … 』
やきもち妬いてくれないかなって…
何ていうAが可愛くて
.
「 Aしか見えてへんよ 」
「 でも、こんな事した子にはお仕置きが必要やなぁ 」
.
｟ しゅまきさんリクエスト ｠
遅くなってすみません (;_;)
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ずん(プロフ) - めーさんさん» コメントありがとうございます！！続編の方もぜひよろしくお願いします！ (2019年4月6日 1時) (
レス) id: aa3a7f5d26 (このIDを非表示/違反報告)
ずん(プロフ) - senaさん» コメントありがとうございます！！続編の方も正門くん大量出現すると思いますので、是非よろしくお願いします！！ (2019年4月6日 1時) (レス) id: aa3a7f5d26 (このIDを非表示/違反報告)
ずん(プロフ) - 奏さん» わざわざコメントありがとうございます！！是非続編作らせて頂きます！！ (2019年4月6日 1時) (レス) id: aa3a7f5d26 (このIDを非表示/違反報告)
めーさん(プロフ) - 続編読みたいです！ 続編楽しみにしています！ (2019年4月5日 17時) (レス) id: 50652b31e7 (このIDを非表示/違反報告)
sena(プロフ) - 続編ぜひ読みたいです！正門さん多めすごく嬉しいです(笑) (2019年4月5日 10時) (レス) id: 603ee3830c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ずん | 作者ホームページ：http://uranai
作成日時：2018年11月1日 21時
