○○○○(○○きゅん受け)の色々。 (ページ1)

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闇に堕ちてくれないか。(風円) ページ1

「うぅっ……。苦しい……。」
俺は、小さいときから重度の喘息を持っている。
(今日は薬、ちゃんと飲んだのに…。)
異常に苦しい。
風丸がいなくなり、心の支えが少なくなったのもちょっとした原因かもしれない。
床には錠剤やカプセルが転がっており、その病気の深刻さを物語っている｡
そんなとき、ｶﾞﾁｬっとドアの開く音がした。
「かぜ、まる………???」
そう、ダークエンペラーズに行った筈の風丸がそこにいたのだ。
「なん、で……??」
「円堂、俺といっしょに来い。」
急に言われて俺は困惑していた。
だが風丸は続ける。
「エイリア石の力で喘息の症状を軽減できるかもしれないんだ。」
誰にも言っていなかった喘息のこと、何で知ってるんだ？、と言う前に俺は症状を軽減できる、ということに夢中になっていた。
そして
「本当に症状を軽減できるんだな？」
俺は、言った。
「ああ。約束する。」
気が付くと、俺は風丸にエイリア石を着けていた。

「キャプテン！」
「円堂君！！」
「どうして……!?」
目の前には、かつてのチームメイトがいた。
だが今は、俺はお前達のチームのキャプテンではない。
「どうしてですか！？円堂さん！！」
誰かが言った。
俺はこう返した。
「俺は、強くも何ともない。お前達に強い強い言われるのが辛かった。」
しん、と静まりかえる。

今は、ダークエンペラーズの一員だ。