11 真実 ページ12
監視室前へとたどり着いた、
はずだった。
それは見回り担当の隊員の話によって阻止された。
「Aさん、あれはないよなぁ」
「それな。男かよ。」
「あっち側についてる鬱さんも鬱さんだよな。しかも、あの人、幹部の方からいろいろ言われてるのに気づかねえのホント不思議。」
「最近、幹部の方にも距離置かれてるしな」
「あの人からの好意はもらってもちょっと困るよなあ」
「ホントかわいそうな人だわ〜。」
「花畑も荒らしたんだろ？」
そこまでしか声は聞き取ることはできなかった。
「あいつら…！」
声が聞こえ、隣を見てみると青筋を浮かべた大先生。
『ええねん。勝手にさせとき？』
怒らなくてええねん。
それよりも、
『大先生はいろいろ言われてたこと知ってたん…？』
「知ってた。Aちゃんが壊れそうやから…言えなかった。ごめん。」
「言って欲しかったな。」なんて言えるわけがない。
だって彼が私のことを思って言わないでくれたのだから。
大丈夫。いろいろもきっといいこと。
前を向け。
私には、仲間がいる。
私には君がいるでしょう？
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クロ - この主さんの考えがわかる気がする、、今後どうなっていくのか楽しみです。更新頑張ってください！ (2020年5月30日 0時) (
レス) id: 73b45698de (このIDを非表示/違反報告)
Ｒ_ - コメント失礼します…！！ この作品大好きです…。 見てる僕まで胸が締め付けられるようでとても素敵だなと思いながら見てます…！！ 更新、無理しない程度に頑張ってください…！！ 応援しております…！ (2020年5月29日 11時) (レス) id: 882f22aeaa (このIDを非表示/違反報告)
闇ちょこ(プロフ) - 夢主さんの感情表現がとてもリアルで引き込まれました…更新頑張って下さい！ (2020年5月29日 8時) (レス) id: f89a326571 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ガム＠オレンジ味 | 作成日時：2020年5月3日 13時
