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デート・・・? ページ40

悠介「・・・あの時」

アコ「?」

『なんで二人共・・・』

『悠介!』

アコ「・・・ああ・・・」

悠介「なんで、あんな事言ったんだ」

アコ「?」

アコは不思議そうな顔をする

アコ「なんでって・・・」

悠介「?なんだその顔。・・・まさか・・・当たり前なのか?ここでは」

アコ「・・・ここではって何よ」

また不思議な顔

悠介「いや・・・。なんでもない」

アコ「??」

謎は深まるばかり

「兄妹で買い物?」

目の前には王子政宗が

悠介「・・・」

悠介は話したことがなかたのでよくわかっていない

王子「話すのは初めてだっけ。僕、加音中学3年。王子政宗」

先輩か・・・

悠介「2年の久保寺悠介・・・です」

王子「敬語じゃなくていいよ。一つしか違わないんだから」

王子はにっこり微笑む

王子「妹さん?」

アコは頬を膨らまし、そっぽを向く

怒っている

悠介「他人。・・・貰ったランドセルのお返しに買って上げようと思ってな」

王子「・・・ランドセルを貰ったの?」

王子は驚いたような顔をする

アコ「余計なこと言わない!」

間にはいる

アコ「私のランドセルを壊したのよこの人。だからおわびに買って貰おうと思っただけ」

王子「あーなるほど。壊れた物はいらないからあげたのか」

アコ「察しが早くて助かるわ」

悠介「おい」

アコ「じゃあ、急いでるからまた」

王子「うん。じゃあね」

アコは悠介の手をひいて店に入り込む

悠介「なんであんな嘘ついた」

アコ「恥ずかしくないの?中学生にもなってランドセルを恋しがってるとか」

悠介「別に・・・俺は色が好きなだけだし・・・」

アコ「素直な人・・・」

悠介「あっ。この色も好きだぞ」

隣のランドセルに手を伸ばす

アコ「群青色ね」

悠介「おう。黒も好きだ。なんか氷みたいな」

アコ「・・・!!」

【俺はブラックランドの・・・】

アコ「!」

悠介「どうした?」

アコ「・・・」

群青色

黒色



アコ「・・・」

アコはゆっくり悠介を見る

「なんでその色が好きなの?」

悠介「・・・暗い色が好きなんだ」

アコ「赤は・・・?」

悠介「・・・悪いか?」

アコ「・・・ちゃんと・・・言ってよ」

悠介「お前、変だぞ?」

アコ「・・・」

聞いてない

何を考えてるんだ

このガキ・・・

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凌馬 - 光希さん!そう言ってくれるととても励みになります!ありがとう!受験が終わったらまた書き始めるので、よろしくお願いします。 (2018年2月17日 23時) (レス) id: 28dc1379fe (このIDを非表示/違反報告)
光希(プロフ) - めっちゃ面白かったです!次の更新楽しみにしています! (2017年12月26日 10時) (レス) id: cfe2cc8d41 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凌馬 | 作成日時:2017年8月5日 16時

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