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貴方は・・・ ページ37

アコ「一度、会った事ある?」

アコは悠介を見る

その目は、何かを求めているような目だった

悠介「・・・いや・・・お前みたいなガキは見たことがない」

アコ「・・・そうよね。私の勘違いね、ごめんなさい」

アコは目をそらす

悠介は、彼女のランドセルを見て、目を見開く

悠介「その色!」

アコ「?赤がどうしたの?」

悠介「これ頂戴」

アコ「は?」

悠介「頂戴!」

子どものようにねだる

アコ「なんで・・・!あなた中学生でしょ!ランドセルなんていらな・・・」

悠介「ランドセルっていうのか、頂戴、ランドセル」

アコ「バカ、なの?」

アコはあきれている

悠介「何でも奢るから、な?」

アコ「・・・いいわよ」

悠介「ありがとう」

真顔だったが、綺麗だった

アコ「!・・・っ」///

悠介「俺、赤好きなんだよな」

アコ「どうして?」

「血の色に似てるから」

なんて言えない

俺結構血好きなんだ・・・・・・

言ったら警察に送られそう・・・

悠介「なんかこう・・・明るいから?」

アコ「なんで疑問系?・・・見た目によらず、明るい性格なのね」

悠介「・・・まあ、そうなんだよな」

最悪だ

嘘ついちまった

真白にもだけど

悠介「新しいランドセルやるからさ。明日土曜日だろ、一緒に買いに行こうぜ」

アコ「・・・一緒にって」

悠介「何か問題か」

アコ「別に・・・ただ奏太に見つかったら・・・・・・」

真白「悠介!」

悠介「?」

真白「響たちがヒーリングチェストの、プリキュアの力を高めるために修行するってー!」

悠介「・・・」

響「真白君声でかい!」

奏「誰かいたらどうす・・・・・・・」

「・・・いたーーーーー!!!」

アコ「・・・プリキュア・・・」

悠介「・・・?どうかしたのか?」

アコ「・・・別に?」

真白「あーどうしよう」

エレン「王子は昔から・・・」

アコ「王子?」

エレン「っ!?あっと・・・。この人、王子真白っていうのよ」

エレンはあたふたしながら嘘をつく

悠介「こいつら、ちょっと頭おかしいんだよ」

響「ちょっと!?」

悠介「・・・中二病なんだ」

「失礼な・・・」

悠介「真白・・・」

真白「?」

悠介「お前、口を慎め」

キッと睨む

真白「ゾッ!・・・はい」

真白はその場にしゃがみ込む

奏「真白君・・・?」

顔をのぞき込むと、信じられないような顔をしていた

悠介を、恐れたような

真白の友達→←あのガキ



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凌馬 - 光希さん!そう言ってくれるととても励みになります!ありがとう!受験が終わったらまた書き始めるので、よろしくお願いします。 (2018年2月17日 23時) (レス) id: 28dc1379fe (このIDを非表示/違反報告)
光希(プロフ) - めっちゃ面白かったです!次の更新楽しみにしています! (2017年12月26日 10時) (レス) id: cfe2cc8d41 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:凌馬 | 作成日時:2017年8月5日 16時

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