誘拐･･･？なのかな ページ30
学校には久しぶりに行った
だから、人に沢山『なんで休んでたの？』と聞かれた
俺は何も答えず、ずっと黙っていた
ずっと
先生「黒川さんはあそこのあいている席に」
？あいつ転校してきたんだ
真白「凄い自己紹介･･･」
･･･聞いてなかった
奏「そういえば、聖歌先輩まだ見つかっていないの･･･。知らない？」
悠介「･･･四ヶ月も見つかってないの？」
響「うん･･･。お父さんお母さんも凄く心配していて･･･」
真白「見つけたら警察かご親族に連絡するようにって」
四ヶ月も･･･。俺がいない間も見つからなかった
おかしくないか？
誘拐？
四ヶ月も探して見つからないんだからそれしかありえないよな
悠介「･･･俺は知らないよ」
関係ないし、放っておこう
でも･･･
落ち着かない
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放課後
悠介はロングシャツにデニムショップコートを着てマチを歩いていた
別にあいつが心配とかじゃない
違うからな
「あれ？あの時の･･･！」
悠介「？･･･誰？」
ナチュラルロングヘアーの女子
中学三年生だろう
少し大人ぽい中学生って感じだから
「山��向日葵です。この間は一緒に写真を撮ってくれてありがとうございました」
悠介「･･･ああ。あの時の･･･」
いたなそういえば
逆ナンって奴だよな
向日葵「･･･学生？」
悠介「･･･まあ。うん。中二」
向日葵「！私は中学三年生！年下だったんだね。大人っぽいから高校生くらいかと思ってた」ニコ
柔らかい､和らぐ、はにかんだ笑顔がとても可愛かった
悠介「･･･」
向日葵「名前は？」
悠介「悠介」
向日葵「･･･悠介？」
悠介「そう。久保寺悠介」
向日葵「･･･悠介は、なんでここに？」
悠介「え？･･･人探しに」
なんか表情が不思議な顔してるんだけど
向日葵「私も手伝おうか？」ニコ
悠介「いいよ。知らないだろうし」
向日葵「名前教えてくれればわかるよ」
悠介「･･･言っていいのか？」
個人情報･･･
向日葵「いいよ！人探しは得意なのよ」
悠介は静かに口を開け、『東山聖歌』と言った
向日葵「！スイーツ姫ね。それならここに住んでるほとんどの人が知ってるわよ」
あいつ、有名だな
悠介「最近、見てないか？」
向日葵は腕を組んで懸命に過去を辿る
向日葵「ない！」
悠介「そうか･･･」
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凌馬 - 光希さん！そう言ってくれるととても励みになります！ありがとう！受験が終わったらまた書き始めるので、よろしくお願いします。 (2018年2月17日 23時) (
レス) id: 28dc1379fe (このIDを非表示/違反報告)
光希(プロフ) - めっちゃ面白かったです！次の更新楽しみにしています！ (2017年12月26日 10時) (レス) id: cfe2cc8d41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凌馬 | 作成日時：2017年8月5日 16時
