悠介の秘密 ページ24
俺の秘密はこれ
西の王子にしか生まれつきあらわれることのない
白と黒が合わさった力
失われた目
”ロストアイ”
を、持っているということだ
生まれつきって言っても、代々受け継がれている遺伝だけどな
ちょっと不思議に思う奴もいるかもしれない
俺は東の国の王子だからな
東の王子でありながら、西の王子が持つべきであるロストアイを持っている
もうわかるだろ
この先は言わないでおく
ネタバレになるから
さて、俺がここに来た理由を話そうか
俺は今ここ、メイジャーランドのアフロディテ様の皇室にいる
勿論、全員気絶させてからだ
公にしたくねえからな
俺の目的はアフロディテが持っている魔法抑制の手袋
レザーフィンガーグローブの、魔法抑制式だ
今もつけているが、これは抑制するには弱すぎる
もっと
もっと強力な抑制物がないと･･･
だから今皇室にいる
いや別に、それだけが目的じゃないよ？
それだけのために話してきたわけじゃないからね？
本当の目的は後にして
悠介「どこだ？」
どこを漁っても出てこない
悠介「なんでだ･･･。ここにあると聞いたのに」
聞き間違い、はないと思うけど・・・
確かこう言っていた
『お嬢様の皇室にある。子どもがよく持って遊んでたとか･･･』
な？皇室に･･･
ん？？
子ども？
子ども！！！？？？
悠介「子ども･･･。娘？あっ！そういやハミィが言ってたような･･･」
小５の時だったかな
なんかハミィが、アフロディテの娘の･･･
ミューズって奴と遊んだとか･･･
花園で出会って仲良くなったみたいなことを言っていたような気がする
ミューズか
そいつを探すのが俺のしご･･･
ちょっと待って
ミューズって･･･
前現れた、キュアミューズと一緒じゃね？
悠介「･･･プリキュア、なのか？アフロディテの娘が・・・」
でも、なんでだ
なんで加音町にいるんだ
お嬢なら普通、親の元にいるもんだろう
まさかとは思うが
家出？
いや待って。よく考えろ
･･･ミューズも音符を探しに来た？
父であるメフィストを助けるために、加音町で待ち伏せしているとか
後記が正しいな
アフロディテは知っているのか？
でも、知ってたら行かせないだろ
自分の子どもが一人であそこの世界に行くんだからな
結構危ないし
悠介「考えていても、仕方ないのか」
まあいい
どっちにしろ夏には加音町に行くからな
そこで
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 13人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
凌馬 - 光希さん！そう言ってくれるととても励みになります！ありがとう！受験が終わったらまた書き始めるので、よろしくお願いします。 (2018年2月17日 23時) (
レス) id: 28dc1379fe (このIDを非表示/違反報告)
光希(プロフ) - めっちゃ面白かったです！次の更新楽しみにしています！ (2017年12月26日 10時) (レス) id: cfe2cc8d41 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：凌馬 | 作成日時：2017年8月5日 16時
