心 ページ20
真白「ナイッシュ！」
手を合わせる
悠介「ん」
暑っ
聖歌「･･･」//
「久保寺ばかり見やがって･･･」
「俺達もやってやろうぜ！」
「おー！」
男子がゴールめがけて蹴ったボールは
3年の女子テニスコートの中に勢いよく入っていく
「聖歌！！危ない！！！」
聖歌「！きゃっ！」
ザワッ！
ボールは、聖歌に当たった
クラスの女子はざわめき始める
「やべっ！！」
「知らんぷりしてれば･･･」
「そうだよ」
悠介「？」
真白「悠介！なんかうちのボールが先輩めがけて飛んでいったらしいぞ！」
悠介「え？」
悠介はタオルで汗をぬぐって、テニスコートを見る
悠介「！！」
東山･･･聖歌！
「聖歌！大丈夫！？」
「聖歌！」
「先生呼んで！」
「保健室に運ばないと･･･」
奏「聖歌先輩！」
響「急いで運ぼう！」
真白「俺が運ぶよ」
真白が聖歌に近寄ろうとすると
悠介「俺が運ぶ」
悠介が入り込んでくる
そして聖歌を持ち上げて、保健室に向かい歩き出す
真白「お前･･･」
悠介「･･･」///
女子に触ることも、あまりなかったから
恥ずかしいな･･･
奏「悠介くん・・・」
響「･･･緊張してる。ホントに女子に慣れてないんだ」
真白「フッ」
真白はフッと笑って、真剣な顔に変わる
真白「ボール蹴ったの誰？」
「「「･･･」」」
和音「私見てた！そいつら三人！」
「なっ！」
「違うし！」
「何言ってんだよ！」
否定するが
「私たちも見てた！」
と、女子達が言う
真白「あとで、謝れよ」
「「「っ！･･･はい」」」
男子達は観念する
悠介「いねえのかよ･･･。いいや。」
悠介は聖歌をベッドに移す
水に濡らしたタオルをおでこに置いて、隣に座る
悠介「腫れてるな･･･」
いいや
授業サボっちまおう
こいつにお菓子貰ったからな
聖歌「ん･･･？」
目が覚めた
聖歌「･･･あっ。頭にボールぶつけて･･･って、あれ？」
目の前には、寝ている悠介が
聖歌「・・・」
運んできてくれた？
ずっとここにいてくれたのかしら
悠介「･･･」
聖歌「」//
なんか、ドキドキする･･･
聖歌は悠介に近付く
そして口に･･･
キスをした
聖歌「」//
すると
聖歌「い･･･っ！？」
胸が苦しくなる
聖歌「あ・・・っ！あぁ･･･！」
聖歌の綺麗な茶色の目は
青色に変わっていた
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凌馬 - 光希さん！そう言ってくれるととても励みになります！ありがとう！受験が終わったらまた書き始めるので、よろしくお願いします。 (2018年2月17日 23時) (
レス) id: 28dc1379fe (このIDを非表示/違反報告)
光希(プロフ) - めっちゃ面白かったです！次の更新楽しみにしています！ (2017年12月26日 10時) (レス) id: cfe2cc8d41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凌馬 | 作成日時：2017年8月5日 16時
