メイジャーランド ページ2
小鳥のさえずりが聞こえる
色とりどりの音楽の音色が聞こえる
自然が啼いている
ここ、メイジャーランドで
「我がメイジャーランドの女王！アフロディテ様のご登場！」
アフロディテ「みなさん、本日はメイジャーランド大音楽会へようこそ」
いつ見ても綺麗だな
「悠介、何見惚れてるの？」
悠介「見惚れてないよ。そういう真白はどうなんだ。耳まで真っ赤に染めちゃって」ニヤッ
真白「うるせっ！」
「そこ静かにしなさい！」
真白「！すみません」
白のシャツに青いテーラーシャツを着ているのは
東の国の王子、久保寺悠介
その隣にいる、赤いシャツに薄い茶色のカーディガンを着ているのは
西の国の王子、工藤真白
今日はアフロディテ様から
メイジャーランド大音楽会を開くと聞いたので
来たってわけ
アフロディテ「次は恒例の曲、『幸せのメロディ』をお聞きください」
真白「待ってました」
楽譜が出てくる
アフロディテ「この楽譜は、遠い昔からメイジャーランドに伝わる伝説の楽譜です。」
あぁ･･･言ってたな
アフロディテ「伝説の楽譜に書かれている幸せのメロディの力によって、世界の平和と人々の幸せは守られているのです」
真白「･･･」//
悠介「･･･」
アフロディテ「では今年から新たに、この幸せのメロディを歌う歌姫を紹介しましょう」
悠介「おっ」
真白「来た」
アフロディテ「歌の妖精、ハミィ！」
拍手が鳴る
暗闇から登場したのは、白い猫、ハミィ
ハミィ「にゃっぷにゃっぷ！」
何か言うと音符は･･･浮き上がって反応しない
悠介「！」
真白「･･･！悠介！」
悠介「ああ・・・。そこら辺から殺気･･･」
アフロディテ「気をつけてハミィ。お前の声は、音符を操る力があるのよ」
ハミィは「にゃぷ」と返事をする
アフロディテ「初めてで慣れていないのね。伝説の楽譜の音符は今のように、一年経つと楽譜から浮き上がってきて、いつかは飛び去っていってしまいます」
へぇ
アフロディテ「一年に一度、選ばれた歌の妖精が楽譜通り幸せのメロディを歌うことで、魔法の力が生まれ、音符はまた一年楽譜にしみこんで、世界を平和にするパワーを放つのです」
ハミィ「･･･」
アフロディテ「今日はそのための大事な儀式なのよ。頑張ってね、ハミィ」
ハミィ「わかったにゃ！頑張るにゃ！」
？？「あはははははは！！」
「？？」
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凌馬 - 光希さん！そう言ってくれるととても励みになります！ありがとう！受験が終わったらまた書き始めるので、よろしくお願いします。 (2018年2月17日 23時) (
レス) id: 28dc1379fe (このIDを非表示/違反報告)
光希(プロフ) - めっちゃ面白かったです！次の更新楽しみにしています！ (2017年12月26日 10時) (レス) id: cfe2cc8d41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：凌馬 | 作成日時：2017年8月5日 16時
