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「‘’Aさん寝た？”」
ジョンヒョンの膝枕は本当に固くて。
素直に告げただけなのにブサイクとまで言われた。
口では怒ってない風に装ったがなんだか腹たったので寝たふりと言う名の無視を働いてやる。
「‘’ほんとに？寝たの？何しても起きない？”」
耳をなぞるように指でくすぐったり向けていた背に何か書く真似をしたり肩甲骨を剥がすように指を入れてみたり。
「‘’やー、ジョンヒョンオッパ。やりたい放題しすぎじゃないですか？”」
「‘’やっぱり起きてた。寝たふり下手だね。”」
あれで寝たふり出来る人がいるのだろうか？
くすぐったいし、ちょっと痛いし。反応しない方が難しい。
「‘’もう、結構です。起きます。”」
身体を起こそうとしてもまた元に戻されて。
力では適わないことは知っているけれど。
「‘’何がしたいんですか。”」
乱れた髪を手櫛で戻しながら、仰向けに寝転んで睨んでみる。
「‘’お酒入るとすごく素直っていうか感情が顕になって。そんなAさんも好きで可愛いからからかいたくなるんだよ。”」
「‘’いつでも私は素直ですよ。”」
「‘’嘘ついたら地獄に落ちるんだよ？大丈夫？あと声大きい。ヒョンを起こしたくないんでしょ？”」
ぐっと唇を噛み締める。
その姿にまた身体を揺らすから振動がダイレクトに伝わってくる。
「‘’風邪ひいちゃうかな、ここで眠ったら。ベッド行く？”」
「‘’……なんかちょっとやらしいんでベッドに行くなら一人で行きます。”」
「‘’は？なに？そんな酷いことある？来たのに放ったらかされる？”」
「‘’あー、もう、うるさいですよ。オニュさん起きたら責任とってくださいね。”」
耳を塞ぐように両手を宛てて、すっと立ち上がった。
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ヨシハラ。(プロフ) - ゆいさん» こちらこそ本当にありがとうございます。頭と最後だけ先に出来てしまったのでこれから中腹は恋愛のお話が続くかと思いますし、本当に自己満足の産物なのでこれに触れるのはどうかとも思ったのですが…温かいお言葉を頂き…嬉しいです。ありがとうございます。 (2019年8月4日 0時) (
レス) id: 386df9962a (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 初めまして、本当になにを言えばいいのかわからないですけど、この小説を書いてくださってありがとうございます。本当に本当にありがとうございます。これからも更新頑張ってください、応援してます。 (2019年8月3日 23時) (レス) id: 624d11c40c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨシハラ。 | 作成日時：2019年7月29日 12時
