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焼酎もなくなり、ビールに手を伸ばしたオニュは疲れもあってかコテンと眠ってしまった。
もたれ掛かる身体を起こさないようにソファへ寝かし、ブランケットをかけた。
後片付けを簡単に済ませて、顔にかかる髪をよけおやすみなさいと一応声をかける。
シャワーは諦めて、起きる気配のないオニュを置いて寝室へ。
ベッドの上で充電されていたスマホのランプがチカチカと通知を知らせている。
楽な格好に着替えるために服を脱ぎながら確認する。
通知を開いて、思わず大きな声が出てしまった。
慌てて口を抑え、用意した服を頭からかぶって、受信された時間を確認しながら玄関へと向かう。
「‘’な、にしてるんですか……。”」
「‘’あ、やっと出てきてくれた。”」
蹲るジョンヒョン。一度見上げて立ち上がった。
「‘’いつから…もう、ほんと、何してるんですか……”」
部屋で眠るオニュを起こさないように一旦玄関の扉をしめて、私も外へ。
「‘’オニュヒョンは？もしかしてお酒飲んでる？”」
「‘’寝てしまいました。まぁ、少し。ふたりで。”」
「‘’そっか。中入れてくれないの？”」
「‘’入れてあげないんじゃくて、起こしても可哀想ですし……”」
「‘’俺は？外で待たされて可哀想じゃない？”」
ジリジリと詰め寄られて、玄関のドアがすぐに背中に当たる。
「‘’いや、それは…すみません。でも部屋でお待ちになってれば良かったじゃないですか。”」
「‘’あぁ、なんか身体が痛いなぁ。こんなとこで待ってたせいかなぁ。”」
意地悪く上がる口角にお手上げと言わんばかりに両手を挙げた。
起こさないように、と念を押して静かに上がる部屋。
変わらずソファで丸くなる姿を確認してほっと、胸を撫で下ろした。
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ヨシハラ。(プロフ) - ゆいさん» こちらこそ本当にありがとうございます。頭と最後だけ先に出来てしまったのでこれから中腹は恋愛のお話が続くかと思いますし、本当に自己満足の産物なのでこれに触れるのはどうかとも思ったのですが…温かいお言葉を頂き…嬉しいです。ありがとうございます。 (2019年8月4日 0時) (
レス) id: 386df9962a (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 初めまして、本当になにを言えばいいのかわからないですけど、この小説を書いてくださってありがとうございます。本当に本当にありがとうございます。これからも更新頑張ってください、応援してます。 (2019年8月3日 23時) (レス) id: 624d11c40c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨシハラ。 | 作成日時：2019年7月29日 12時
