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本当は全部覚えていて。
どうしよう、と、宿舎へとフラフラ戻った。
「‘’お、カリスマ朝帰りか？熱そうだなぁお前との夜は。”」
ジョンヒョニヒョンのからかいにすら答えられない。
キボムがちらっと見てきて、長兄と末弟はニコニコ、おかえり〜と声をかけてくれた。
「‘’どうかした？”」
とても長い道のりに見えたがすんなりとたどり着いた食卓。
「‘’いや、えーっと、どうもしてないと言えばしてないし、どうかしてたと言われれば頷くしかなくて…”」
「‘’なんだぁ？行きずりの女でも抱いちゃった？”」
「‘’わ、ミノヒョンやる〜”」
「‘’こら、テミナ行儀悪い。”」
「‘’いや、もっと、最悪。”」
「‘’ミノ、落ち着いて。話したかったら話して、無理に言わなくてもいいから。”」
オニュヒョンの優しい声音に落ち着いて。
「‘’怒らないって約束してね。”」
と前置きにすら起こるブーイング。
「‘’昨日飲みに行って、疲れてたんだと思う。遅い時間に酔っ払ってAの部屋に行って起こしちゃったんだよ。”」
うわぁとか可哀想聞こえて。うるせぇ、俺だって分かってんだ、と心の中で悪態をついた。
「‘’で、その、なんていうか、勢い？いや違うな、なんだろ？純粋に出迎えてくれるAの姿とか、眠いのに介抱してくれる姿とか見てると愛しいというか。誰にでも向き合って真剣にぶつかってくれるのも知ってたけど、その、……”」
「‘’もう、なに、焦れったい。”」
「‘’キス？ちゅう？しちゃった……”」
ぎゅっと目を閉じて告白すると、怒号が飛んでくると思ったのに、静かで恐る恐る目を開けた。
あんぐりとする面々。
ヒョンたちはきっとAを妹のように思って大切にしてるだろうし、キボムは気の合う友人、テミンはヌナと慕っているだろうに…本当に申し訳なくて。
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ヨシハラ。(プロフ) - ゆいさん» こちらこそ本当にありがとうございます。頭と最後だけ先に出来てしまったのでこれから中腹は恋愛のお話が続くかと思いますし、本当に自己満足の産物なのでこれに触れるのはどうかとも思ったのですが…温かいお言葉を頂き…嬉しいです。ありがとうございます。 (2019年8月4日 0時) (
レス) id: 386df9962a (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 初めまして、本当になにを言えばいいのかわからないですけど、この小説を書いてくださってありがとうございます。本当に本当にありがとうございます。これからも更新頑張ってください、応援してます。 (2019年8月3日 23時) (レス) id: 624d11c40c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨシハラ。 | 作成日時：2019年7月29日 12時
