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テミンが来てから妙にみんなが家に来るようになって。
なぜか着替え一式を持参してお風呂入りたいと口々に言い出す。
髪洗って！という言葉に、あぁなんか言ったのかな？と一人合点がいった。別に洗うことに抵抗はないのだけれど、可愛いテミンとの二人だけの秘密がなくなってしまうようで寂しくて。
頑なに断る私にブーイングの嵐。
特にひどいのは意外とオニュで。
あの眉を下げてお願いされるとなんとも申し訳なさが勝ってしまいそうになる。いっそキーのようにぷりぷり怒ってくれた方が楽なのだけれど。
これまた意外なのはジョンヒョンが一度も言い出さないどころか、家に訪ねても来なくなった事だ。
新しい彼女でもできたかな？と大して気にはしていないのだけれど。いつもの事だ。ぱたりとしばらく来なくなるのはよくある。
と、思っていたら来たりするからなんというか、あまのじゃく？ではないけれど、気ままなだ。
「‘’こんばんは。Aさん。”」
「‘’こんばんは、ジョンヒョンさん。”」
「‘’さんって距離感じる。”」
「‘’そうですか？気のせいでは？どうされました？”」
「‘’なんとなく。”」
訪ねてきてくれることに、安心感はあった。
まだ、ここがジョンヒョンの逃げ場だと思えたから。
他にたくさんの逃げ場ができるなら、それもいい事なのだろうけれど、少し寂しくもあって。
だから、こうして何食わぬ顔でひょっこり来てくれると、ほっとするのだ。
「‘’ジョンヒョンさんも髪を洗ってと言い出すんでしょうか？”」
「‘’あぁ、テミン！”」
部屋に招き入れて、ここ最近誰が来ても言うセリフを先に言ってやった。
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ヨシハラ。(プロフ) - ゆいさん» こちらこそ本当にありがとうございます。頭と最後だけ先に出来てしまったのでこれから中腹は恋愛のお話が続くかと思いますし、本当に自己満足の産物なのでこれに触れるのはどうかとも思ったのですが…温かいお言葉を頂き…嬉しいです。ありがとうございます。 (2019年8月4日 0時) (
レス) id: 386df9962a (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 初めまして、本当になにを言えばいいのかわからないですけど、この小説を書いてくださってありがとうございます。本当に本当にありがとうございます。これからも更新頑張ってください、応援してます。 (2019年8月3日 23時) (レス) id: 624d11c40c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨシハラ。 | 作成日時：2019年7月29日 12時
