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本当はもう少し待てばヒョンたちが帰ってくるのを知っていたが、その前にAヌナを独り占めにしたくて。
ヌナは気づいていないかもしれないけれど、いつだってオニュヒョンやジョンヒョニヒョンを優先している。
そもそもあの二人が行き過ぎててこっちが遠慮してるの気づいてないのかもしれないけれど。
ヒョンたちのようには頼りないかもしれない。でも愛嬌は一番だと思っている。
年下の特権をフルで利用して、ヌナが絆されてくれたらいいなぁ、とか思ってたり。
「‘’手伝う。”」
いい匂いにつられて、台所にいるヌナのそばまで。
「‘’うん、これお願いね。”」
盛り付けられた牛丼にサラダに味噌汁。
ぼくの好きな牛丼。
「‘’ん？なに？”」
「‘’うーん、”」
「‘’なんなのー？”」
牛丼の嬉しさに鼻歌でもうたってしまっただろうか？
「‘’おっきくなったなぁ、と思って。”」
「‘’ふふふ、でしょ？もう子供じゃないんだよ。”」
「‘’なんか寂しい。”」
「‘’まだ子供がよかった？ヌナのこと大好きな気持ちは何年経っても変わらないけどね。”」
「‘’そんな事まで言うようになったかぁ。”」
しみじみと腕を汲んでるけどぼくの『大好き』は華麗にスルーされてしまった。
まぁ、いつもの事だけれど。
「‘’いつまで考えてるのさ。早く食べよ？”」
いいよ、いまは。
ゆっくり、可愛い弟の殻を破ればいいだけだから。
もう大きくなったなんて子供扱いさせないからね。
「‘’もう、テミナが早く食べようって言ったんじゃん。いただきますは？”」
「‘’ごめんごめん。いただきます。美味しそう。”」
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ヨシハラ。(プロフ) - ゆいさん» こちらこそ本当にありがとうございます。頭と最後だけ先に出来てしまったのでこれから中腹は恋愛のお話が続くかと思いますし、本当に自己満足の産物なのでこれに触れるのはどうかとも思ったのですが…温かいお言葉を頂き…嬉しいです。ありがとうございます。 (2019年8月4日 0時) (
レス) id: 386df9962a (このIDを非表示/違反報告)
ゆい(プロフ) - 初めまして、本当になにを言えばいいのかわからないですけど、この小説を書いてくださってありがとうございます。本当に本当にありがとうございます。これからも更新頑張ってください、応援してます。 (2019年8月3日 23時) (レス) id: 624d11c40c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ヨシハラ。 | 作成日時：2019年7月29日 12時
