保健室登校 １【BL】

３６．方翼の羽をむしろう ページ47

Aside




耳元にかかる
生暖かい息


と、同時に鼻孔を擽るかのような、朝露に濡れた花のような香り


この落ち着く香り....

ﾊﾞｯ


「可愛い居眠り姫？
おはよう」
「ふぁ...おは、よ...う//」

起きてみると、
すぐに鈴クンの顔があった

鼻と鼻の距離

「まぁ、おはようじゃないんだけどね」

ぽすっと、
僕の隣に座る鈴クン


「……へ..？」

「とっくに下校時刻は、過ぎたよ。」

「…？!」
「..帰ろっか？」

「…(こくり)」

＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊



寒い風がびゅーびゅー吹く帰り道

鈴クンの手が、
いつもより温かく感じる

さっきより、指を絡ませる


鈴クンの手は
少しだけ、湿っていた


「..今日、俺ん家来ない？」

「……///(こくり」

中学生ぶりの鈴クン家



ドキドキと、
胸が高鳴った



＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
私が作る小説って、
長く続くんですけど、続編に移る度にお気に入りの人とか、イイネが減ってるんですよね...。


それが、
私すごく嫌なんですよ。

この小説もだから、
どこまで作っていけばいいのかすごい迷ってます。

アンケートにご協力頂いた方、この小説を読んで楽しんで興奮してくださる方、全てが皆様のおかげです。

多分鈴クン、Aクンも喜んでいることでしょう。


そして忙しい時は、
とことん更新しない気まぐれな私の妄想小説に付き合っていただき本当に、ありがとうございます。


これからも、宜しくお願いします。

３７．方翼の羽をむしろう→←ｽﾍﾟｼｬﾙver.『相手の好きなところをどうぞ:一問一答』

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