96歩目 ページ46
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ピンポーン
…きた。
ガチャ
「いらっしゃい、京治くん」
赤「Aさん、遅くなってすみません。さっきまで、部活で…」
「そうだと思った!お疲れさま」ニコッ
赤「…ありがとうございます。//、ちょっとだけ、出れますか?ゆっくり話せる場所…行きたいんですけど」
「うん、行こっか。近くに公園あるから」
そう言って、隣を歩く。
ちらっ、と京治くんを見上げる。
整った顔してるよなぁ…
しかも、すごく良い人。
赤「俺の顔に何かついてますか?」クスッ
「あ、ごめん、ちょっと見ただけ…、//」
(こんな人が私を好きだって言ってくれてるんだから…本当にもったいないよ…)
公園について、ベンチに座る。
赤「それで、あの。…」
遮るように、話し出す。
「京治くん。私ね、この1週間すごく楽しかったよ。でも、本当にクロのこと忘れられるのかなって、心のどこかでは思ってた」
赤「…」
「だけどねっ…!!私、気付いたら京治くんのことばっかり考えてたの。…クロのことより、京治くんのこと。」
赤「…!!」
「それでっ、私なりに答えを出しました。」
そこまで言うと、今度は京治くんが話し出す
赤「Aさん。もう一度だけ、言います。」
すごくすごく真っ直ぐで、真剣な瞳。
赤「俺と、付き合って下さい」
「…はい。私で良ければ、よろしくお願いしますっ//」
夕日を映す京治くんの目は、とても綺麗で見とれてた。
赤「俺は、Aさんじゃなきゃ、ダメです」
京治くんに腕を引かれて。
2つの影がひとつになった、夕方6時。
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ゆう(プロフ) - らったんさん» ありがとうございます。恐らく今後も同じミスがある箇所が出てくると思います……。より良い作品に出来るよう、今から確認作業に入らせていただきます。引き続きお楽しみいただけると幸いです。 (2016年6月16日 1時) (レス) id: 338e4d695e (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 紫音さん» ありがとうございます(*^o^*)もう少ししたら、更新しますんで少々お待ちくださいませ!(>_<) (2016年1月23日 23時) (レス) id: 338e4d695e (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - 続き気になるー!頑張ってください (2016年1月23日 22時) (レス) id: e8890d46b1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 零さん» 初めまして、作者のゆうと申します。ありがとうございます!これからも頑張らせていただきます(*^o^*) (2016年1月23日 21時) (レス) id: 338e4d695e (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 見ていて、胸がきゅーっと締め付けられて苦しいです。切なすぎて胸が痛いくらいですw続き、楽しみにしてますね! (2016年1月23日 21時) (レス) id: dd3ed0d17c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆう | 作成日時:2016年1月20日 22時