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９歩目 ページ9
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「んじゃ、私帰りまーすっ。みんな、部活頑張ってね〜」
ひらひらと手を振り、鞄を背負って教室を出…
ク「あ、おいA。」
ようとしたとき。
クロに呼び止められた
「？なにー？」
ク「お前、今日暇だろ？」
「なによ。暇で悪かったわね！！」
あっかんべーで対抗じゃ。
ク「ﾌﾟｯ…いや、あのさ。ちょっと頼みてぇことあんだけど…」
夜「黒尾、まさかアレ、(人1)にやらせるつもりか！？」
ク「ん？…おー。どうせこいつ家帰っても暇だろうし、家事は得意なはずだからな。」
研「あぁ、アレね。たしかに、Aに頼めば、いいかも。家事、得意でしょ？」
研磨が首を傾げながら、私に問いかける。
いやちょっと待て。話がよめない…
「家事は…うん、得意…かな？」
夜「(人1)…お前家事できるんだな。」
やっくん、お願い。真顔で言わないで。
傷つく。
ク「っし。つーことで、連行〜。」
「え。」
私の腕を引っ張って歩き出すクロ。
ご丁寧に私の鞄を持ってくれる研磨。
やっくんにいたっては、まだオロオロしてるよ？
わたくし、どこに連れて行かれるのでしょうか。
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作者名：ゆう
| 作成日時：2016年1月17日 6時
