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２８歩目 ページ28
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下駄箱に近づくにつれ、聞こえてくる声。
なんか、いつもよりガヤガヤしてるなぁ
どっかの部活？この時間なら、あり得る！
知ってる人居たらいいのに。
知らない人の中通るのも嫌だし、１人で帰るのつまんないし。
ふあぁとあくびしながら靴を脱ぐ。
目線は下にいってたから、誰がいるのかなんて、見てなかった
研「A？なんで、こんな時間に学校にいるの。」
聞き慣れたその声に、顔を上げる
「あれ。研磨だ。なん…」
なんで、そう言おうとしたんだけど
時が止まったような顔で私を見てくる面々に思わず口を噤(つぐ)む。
よく見たら、クロ、やっくん、海くん…それにこの間ちょっとだけ見た２年生の子たち。と、知らない顔が３人…あと、マネの子だ。えーっと…研磨なんて言ってたっけ…あ！山下さん！
「あれー？みんな部活終わったの？？早く帰らないと。いくら春でも玄関寒いし風邪引くよー。」
自分の下駄箱まで進み、靴を外靴に取り替える。
トサッと靴を置いて履く
トントン。つま先を少し、生徒玄関の固い床にぶつけて
んじゃ。って手をあげたら。
夜「っあ、おいちょっと待て(人1)！」
やっくんに引き止められた
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作者名：ゆう
| 作成日時：2016年1月17日 6時
