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夜「おはよ、(人1)」


少し気まずそうに挨拶してくるやっくん。
あぁ、まだ心配してくれてるんだ…
相変わらず優しいなぁ



「おはよ!昨日はありがとう。もう、大丈夫だから!ご迷惑おかけしました…」


なんて、机の上に両手をついて頭を下げれば


ホッとしたような声が降ってくる

夜「…なんだ、仲直りしたのか。よかったよ」


「うん。ありがと。」

ほら、クロも謝りなさいよ〜
そう促すと


ク「夜久、悪いな。俺、昨日はちょっとどうかしてたわ…」


乾いた笑いをこぼしながら謝るクロ。


夜「黒尾に真剣に謝られるとかなんか不思議。」クスクス


あ、やっくんが珍しくいたずらっ子のような顔してる。(笑)


ク「は!?お前それひどくね?うわー、悲しいー」

相変わらずの棒読み。


これには毎回、笑いそうになる。



そんなことを考えてたら


ひ「A!おはよー」



「ひーちゃんおはよう」



ひーちゃんも来て。

私の返事を確認しながら


ひ「黒尾、やっくん、おはよ!」


ク「よーっす」

夜「おはよ〜」



ふふっ、いつも通りのみんなだ。


目の前の光景
やっぱり、これがいちばん幸せ


夜「(人1)、ニコニコだな」ニコッ


ク「黙って笑ってりゃ、そこそこ可愛げあんのにな。」ニヤ



「ちょっとクロ、聞こえてるからね。」



でもまぁ、今はなんだかその言葉さえもぽかぽかする



そんな、春の出来事。



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作者名:ゆう | 作成日時:2016年1月17日 6時

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