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─黒尾side




平気!そう言いながら出てったあのバカ。
いくらAでも、女だ
それなりに心配すんだろ。


?「あ、の。」

やべぇ、人いるんだった。
可愛らしい、高めのその声にハッとする


ク「あ、ごめんな。んで、マネージャー希望だっけ?俺、男子バレー部主将の黒尾 鉄朗。キミ、名前は?」


?「はい、マネージャー希望です!1年2組の山下さくらです!」


ク「山下さんね。いままで、バレーとかマネージャーの経験はある?」


さ「えぇっと…バレーの経験はありません。マネージャーでも無かったんですけど、保健委員だったのでケガの手当てやテーピングは、先生の手伝いで結構やってました。」


なるほど。即戦力だな。
受け答えもハッキリしてるし、いい子そうだ。


ク「そっか、わかった。入部届って、書いてきてる?もちろん、体験入部も歓迎なんだけどさ。」


さ「あ、あります!」

まさかいま提出を求められると思ってなかったのか、少し慌てた様子の彼女。
わたわたしてる。ちょっとおもしろい。


ククッ、と喉を鳴らしてちょっと笑う。

あ、やべ。笑ってるのバレた。


さ「え、先輩、どうして笑ってるんですか//!?」

笑われたのが恥ずかしかったのか。
少し顔を赤くする山下さん。


ク「わりぃ。そんな慌てなくてもいーのになって思って。ゆっくり探せよ」


さ「は、はい…//」


ちょっとして、入部届を渡してきた山下さん。

ク「おー、さんきゅ。んじゃ、これは俺が目を通して監督に渡しておくから。今日は…もうほぼ終わりだけど、雰囲気掴むためにも見学してけ。」


さ「はい!よろしくお願いします!」



元気だなー。

ク「こっちこそ、よろしくな」


山下さんを連れて、体育館へ戻る



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作者名:ゆう | 作成日時:2016年1月17日 6時

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