今日:12 hit、昨日:0 hit、合計:100,568 hit
小｜中｜大
覇の回18 ページ18
･
中間が出ていった未詳で、有栖川が口を開いた。
「SPECが絡んでいるかどうかはまだ分かりません。ですが、死因が引っかかります」
「うん。ｵｲﾗもそう思う。健康だった人間が心臓破裂するはずないもんね」
「死因が本当に心臓破裂なのか、それから被害者の身辺をもう一度捜査する必要があると思います」
「よし、じゃあアリスちゃんとマルちゃんペア初事件ってことで、捜査よろしく〜」
ヒラヒラと手を振る大野に背を向け、有栖川はデスクの上の鞄を手に取った。
肩から斜め掛けにするタイプの鞄を左肩から掛けると丸山の方を見た。
「もう一度事件現場に行きましょうか」
「はい！」
勢いの良い返事をした丸山も鞄を持ち、手帳とペンをポケットに仕舞った。
･
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 225人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆう☆
| 作成日時：2016年2月18日 3時
