まっしろ*３*【まじっく快斗】

会食 ページ9

中森警部やコナン君の観察をしてたら、蘭ちゃんに声をかけられた。


「コナン君、Aちゃん、夕食の支度が出来たって！」


「あ、うん！」

「今行く…」




「よーし！チェックは済んだ！後は勝手にするがよい！」

「部屋に戻られる前に…、あんたの体とかその鞄の中とか、チェックしてもいいですかねえ？」


ぬ、ぬかりない…。


「ああ…それくらいなら構わんよ！」


「因みに、金庫の中には何が？」


「大した物は入っちゃおらんよ…。古いアルバムとか子供の頃に書いた作文とか絵とか通信簿とか、人に見られたら恥ずかしい物ばかりじゃ！」


うわ、見たい！


「たまに部屋に持ち帰って、こっそり見たくなってのお…」


そう言うと、思い出したようにおじさんが言った。


「そうそう、これから外出するが構わんでくれ。茶木君と会食の約束をしておったのをすっかり忘れておったわい！」

「ちゃ、茶木警視と！？」


「ほれ、車のキーじゃ！裏につけておいてくれ！」


と、左手で鍵を投げた。


「表は機動隊やらマスコミやらでごった返しておるからな！」


「かしこまりました！」


「まあ儂が抜けても……大丈夫じゃろう！」


と言いながらこっちに向かってくる次郎吉おじさん。

「彼奴の天敵という…このこわっぱがおるからのお！…後は頼んだぞ！こわっぱ！」

「うん！」




やっば！コナン君の表情めっちゃかっこいいんですけど！？

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