一 応 の 報 告 。 ページ17
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啓「あ、A報告しなきゃ。」
あ「あ、やばい」
どうも、Aです。
あのおじさんに報告します。
だって、
お見合いしないもん。
( そのおじさんのこと、私は快く思ってません )
ﾌﾟﾙﾙﾙ。
あ、ワンコールで出た。
あ「もしもし…。あの、おじさん…」
叔父『あ、Aちゃん。どうした？』
あ「お見合い、無しにしてもらってもいいですか…？てかお見合いする必要ないっす。」
叔父『え…』
あ「だから、芸能界辞めません。ありがとうございました」
ふぅー。
あの人、めんどくさいから
大嫌いなんだよね…
何でもかんでも
私のことに干渉してくるし。
啓「まぁ、わかるなぁ。俺も苦手。あの人」
あ「あの人に彼氏が大倉さんってバレたら…」
啓「黙っちゃいないだろうね」
両親に報告しなきゃ。
…って思ってたけど…
啓「まじかよ…」
あ「え？何？」
啓「東京にいるってさ」
うーそーだーろー。まーじーかーよー。
あ「でもさ、報告って二人揃った方がいいよね？」
啓「そうだよな…」
じゃあ、
大倉さんが戻ってきてからかな…
二人揃ってからだと。
…ん？
付き合ったのに大倉さんって
なんか気持ち悪いな…。
んまぁ、いいっか。
啓「でも、ヤスコと椿くんがリアルに繋がるって」
あ「あ…」
それは気づかなかった…。
多分、お母さん、
すごい反応するだろう。
…毎回、どーなの？って聞いてきたからね(笑)
(あ、じゃ、俺が帰ってきてからなんや)
(そう。今、両親なぜか東京にいるみたいで)
((…なんやかんや、いい感じ？))
忠,あ,啓
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作者名：きゃとあや
| 作成日時：2016年12月4日 9時
