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安井「…Aへ。Aとの思い出は遡るとキリがありません。うん。キリがないね?」






安井くんが私の目を見て、優しく、ね?と聞いてきて

右目からポロッと涙が流れた。




うん、と頷く私に、小さく「ははっ」と笑うと、また手紙に視線を戻す。








安井「昔、ダンスが覚えきれなくて焦ったAが必死に顔色を変えて鏡に向かって踊っていた時がありました。その時に、あー俺がこの子を守ってあげたいって思ってしまって。あの日からずっと貴方は…俺の中での何よりも守るべき存在です。」







そんな前から、安井くんは私を想ってくれてたんだな。



喉がギューと締め付けられるように痛い。







安井「誰にでも優しくて、どんな時も努力を惜しまず、みんなに幸せを届ける。Aのそんな姿に多くの人が背中を押されています。僕もそのうちの一人です。これから先、どんなことがあっても、僕はAの味方です。Aには一番幸せになってほしい。自分の気持ちに素直に生きてほしい。Aには、そんな、個人的な願いがあります。」






そして安井くんがまた私の目を見て、優しく微笑んだ。






安井「Aが幸せを掴むためには、自分の気持ちに素直になるためには、どうしたらいいのか。たくさん考えました。そして、今日、この誕生日を迎える日に。一つの幸せを掴んでほしいと、メンバーで話し合ったことがあります。」







え?と、みんなを見ると、みんなが微笑んでる。








安井「今日が貴方にとって」










でもそんなメンバーの中に、一人だけ、居ない人がいた。











安井「特別な日となりますようにー」










そう安井くんが告げた時、




突然、真ん中のステージ扉が開いた。

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Cancake(プロフ) - 完結おめでとうございます!!素敵な作品すぎて、最後まで一気読みしたら号泣してきました😭😭素敵な作品をありがとうございました!お疲れ様でした (2022年2月20日 3時) (レス) @page46 id: 7251b9ed6d (このIDを非表示/違反報告)
azn(プロフ) - 完結お疲れ様でした!大好きな作品でした😭もう見れなくなるのが寂しいですがまた素敵な作品を書いてくださることを楽しみにしています!お疲れ様でした! (2022年2月9日 22時) (レス) @page46 id: 6e1dd374e2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうか(プロフ) - うわ〜😭めちゃくちゃいい作品すぎて終わってしまうのが悲しいです😭こんな素敵な作品が見れて幸せでした❗️ありがとうございます! (2022年2月8日 19時) (レス) @page46 id: 379d4bb980 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 完結おめでとうございます!!私が出会った中で1番大好きな作品です!素敵な文字を紡ぐ瞬間を間近で見られて幸せでした💕 (2022年2月8日 13時) (レス) @page46 id: 389e3db5f6 (このIDを非表示/違反報告)
むー。(プロフ) - 完結おめでとうございます!とっても素敵な物語でその一員になれたって思ってます。一喜一憂しました。そんな事もあったなぁなんて思ったり。最高なグループだから少し作品の中だけでも一員になれたのは嬉しかったです。お疲れ様でした。 (2022年2月7日 23時) (レス) @page46 id: c8e7c215c0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:barumi | 作成日時:2021年11月3日 22時

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