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店へ行き、個室を通してもらう。


座る時にドア側ではなく

奥側に座らせてくれるさりげない優しさも素敵だ






安井「あ〜やべー、ずっと感情が嬉しいっ」






ニコニコ笑顔でそう言いながら

上着を脱ぐ安井くんに、ハンガーにかけるため

貸してと言って受け取る。




自分の分と、安井くんの分と2人分を

後ろのハンガーにかけて振り向くと、

頬杖をつきながらジッと私を見ていた






「なに!笑」


安井「いや、なんもないけどさ?笑」





あははって声をあげて笑ったかと思うと

メニューを開けて





安井「うーわ美味そう!」



安井「どれがいっかな〜」




とか嬉しそうに言い出すから、


もういいやって私も広げてるメニューを見た。





2人で決めたものを頼み、

しばらくすると美味しそうな料理が運ばれて来る。





「「いっただきまーす」」



安井「ん!うまっ!!」


「美味しい〜!!」


安井「これ!これ食べてみ!!」


「ん?…おいしい!!やば!!」


安井「やばいよねこれ!!」





2人で騒ぎながら食べていると

ふと静かになる安井くんに疑問を感じ

顔を上げると、私の顔をまたジッと見つめながら

幸せそうに笑ってる





「次はなにー」


安井「いや?A、美味しい?」


「うん、美味しい!」


安井「ははっ、Aの口からそれが聞けるのが

俺一番嬉しいんだよな〜!」






その言葉に思わず、あ…となった。


安井くんからしたら、そうだよなって。






安井「いや、なーんか、2人でご飯って

久しぶりだし!テンション上がるわ!」





安井くんと初めてご飯を食べたとき、

私、味覚失ってたんだよな。

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barumi(プロフ) - りんりんさん» そう言っていただけて嬉しいです( ; ; )ありがとうございます! (2021年3月14日 23時) (レス) id: f7d03e8b65 (このIDを非表示/違反報告)
りんりん - 更新が待ちきれず毎日みにきてしまいます。応援してます! (2021年3月10日 20時) (レス) id: 5bcb1eb17e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:barumi | 作成日時:2021年2月28日 23時

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