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じゃあお言葉に甘えて…と

選んだミルクティーを押す



ガタンというミルクティーが落ちた後



落ちる音ってこんなに大きかったっけ?

と思うくらい、今さら二人きりということを

意識してしまい、緊張していた





「よし、ありがとう…!戻ろっか!」





そう言ってたくさん買った飲み物を

3つほど持った瞬間、美勇人が私の腕を掴んだ




驚いてその衝動でカランカラン…と手に持っていた

ジュースが滑り落ちて転がっていく





美勇人「俺さ、ここで飲んで帰ろうと思ってたから

Aもここで飲んで行こうよ」





そう言うと美勇人は目の前の椅子に腰掛け、

隣をポンと叩く






「あ…う、うん…」






そう言って、座る前に転がったジュースを拾うと

笑いながら美勇人も来てくれて拾ってくれた




こんな風に落ち着いて座って2人きりって

何年もいた中でもあまり無かったから

緊張して、何も言葉がでてこない





お互い、缶を開ける音が聞こえて

ゴクゴクっと飲む。






森田「…この前のさ、」







コーヒーの缶を少し揺らしながら美勇人が口を開いた






森田「この前のイケダンで、ほら、

ゲーム負けたからさ」






その瞬間に、何を言いたいかが分かって

一気に頬に熱が集まる







森田「……飯、行くか」






決して混ざり合うことがないと思われていた

2人のこの関係が少しずつ



変わろうとしていた

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- とっても、面白いです! (2020年9月12日 23時) (レス) id: 49efc44e7b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:barumi | 作成日時:2020年8月16日 23時

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