27. 永瀬廉side ページ27
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永瀬廉side
いつも俺に飯を誘ってくるA。
正直言っちゃえば、可愛い。
けど、マネージャーやし。距離保たなあかんし。
そんなこと思って線引きしたりしてた。
いや、本音を言えば。
断って落ち込むAが可愛くてわざと断り続けていた。
でも。SixTONESにチヤホヤされてるAを見て、腹立たしくて、気づけば家に連れ込んでた俺。
アホみたいなこと言って、頬を叩かれて、当たり前だと一人部屋の中で自分に呆れ笑いした。
永瀬「……アホやな…」
誰にも届かない声。
頬の痛みより、心の痛みのほうが強くて。
永瀬「………頭、わる…」
気づけば頬に涙が流れていたダサい俺を、Aは知らなくていい。
翌日。
平野「俺とA。付き合いだしたから」
俺の失態のせいで、Aは紫耀と付き合いだした。
紫耀がAのことを好きなんは知ってた。
わざわざ言葉にすることもなかったけど、こんだけ長いこと一緒にいたら紫耀の気持ちなんてわかる。
でも。
まさか付き合うなんて思ってなくて。
それは、Aは俺のことが一番好きだと自負して自惚れていたから。
控え室にある鏡に写る自分は、動かなかった自分とあの時の自分を責めていて。
自分が悪い。自業自得。
そんなこと、誰に言われなくても、自分が一番よくわかっていた。
永瀬「…お前ほんまヤバイな。ま、どーでもええけど。おめでとさん。」
ヤバイのは、俺で。
どーでもよくなんかなくて。
何もおめでたくなんかなかった。
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いわうさぎ(プロフ) - はじめまして。とても楽しかったです。きゅんきゅんしました。リクエストで海人くんのお話をよろしければ書いて頂きたいです。 また、新しい作品を楽しみにしています。 (2020年2月1日 20時) (
レス) id: 61e72c48b6 (このIDを非表示/違反報告)
renchka(プロフ) - はじめまして！すごく面白くて、引き込まれる話だと思っていたらbarumiさんのお話だったんですね＾＾secret storyが大好きで何度も読み返したくらいなので、やはりbarumiさんの書く話はすっごく好きです！これからも頑張ってください！ (2020年1月29日 21時) (レス) id: 738f8e5133 (このIDを非表示/違反報告)
barumi(プロフ) - うささん» はじめまして！そんなこと言っていただけて嬉しいです（ ; ; ）これからも見に来てくださると嬉しいです！ (2020年1月23日 21時) (レス) id: a3ada5e282 (このIDを非表示/違反報告)
barumi(プロフ) - ぷーちゃんさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです（ ; ; ）ありがとうございます…！また見にきてください！ (2020年1月23日 21時) (レス) id: a3ada5e282 (このIDを非表示/違反報告)
barumi(プロフ) - ありすさん» ありがとうございます…！驚きの展開で申し訳ありません笑 もう少し小説にお付き合いくださいね(^^) (2020年1月23日 21時) (レス) id: a3ada5e282 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：barumi
| 作成日時：2020年1月19日 19時
