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心臓が飛び跳ねて痛い。
「なにやってるんですか、もう仕事終わってから１時間も経ってますよ？」
永瀬「知ってる。ずっと待ってたもん」
「…なんで」
永瀬「紫耀に断ってたし。予定ないのわかってたから。」
なんでこんな自分勝手なの。
今まで、１ミリも私に振り向いてもくれなかったのに。
忘れようとしたら、距離を突然詰めてくる。
「…どういうつもりで言ってるんですか、もう、本当に」
永瀬「神に俺言ってたやん。わかったやろ？俺の気持ち」
「……それって、」
永瀬「そのまんま。」
廉くんが私の目をジッと見つめる。
過去の私なら、紫耀くんと付き合う前の私なら。
泣いて喜んだだろう。
でも、今は違う。
私は紫耀くんと付き合ってる。
こんなの、だめだ。
「…私、紫耀くんと、付き合ってます」
永瀬「知ってる」
「……紫耀くんは、優しいです。」
永瀬「知ってる」
「…紫耀くんといたら、楽しい。」
永瀬「よかったな。お前には、紫耀がいて。」
「…私は……紫耀くんのことが…好」
突然私の手を握ってきた廉くん。
永瀬「それは嘘。こんな震えてる。」
「…嘘じゃ、ない」
永瀬「俺は知ってるで」
「…なにをですか、」
永瀬「…Aは、紫耀より俺のことが好きってこと」
私の目を一度も逸らさずそう言う。
自信たっぷりすぎでしょ。
いや、違う。
私が、わかりやすいくらいに、自分の気持ちが溢れてるんだ。
廉くんはそのままゆっくり私に顔を近づけてきて。
思わず目を瞑った。
でも、何も降りかかってこない。
目を開けると、至近距離で私のことを見つめている廉くん。
目が合うと、口角を上げた。
永瀬「…今のが、何よりもの証拠やろ。」
そう言って何もせずに控室を出ていった廉くんの目は、今にも消えそうな目をしていて。
私はしばらくその場から動けなくなった。
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連載してすぐ１日のうちにランキング１位になり、２日ほどで評価も200を超え、登録してくださる方も1100人を超え、本当に驚きました…。
ありがとうございます。とても嬉しいです。
もしよろしければ見たことない方は、本編は完結していますので王子と姫のSecret Love Storyという作品(メンバー入りで永瀬廉さんとのお話)もぜひご覧ください。
では残りのお話もよろしくお願い致します…！
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いわうさぎ(プロフ) - はじめまして。とても楽しかったです。きゅんきゅんしました。リクエストで海人くんのお話をよろしければ書いて頂きたいです。 また、新しい作品を楽しみにしています。 (2020年2月1日 20時) (
レス) id: 61e72c48b6 (このIDを非表示/違反報告)
renchka(プロフ) - はじめまして！すごく面白くて、引き込まれる話だと思っていたらbarumiさんのお話だったんですね＾＾secret storyが大好きで何度も読み返したくらいなので、やはりbarumiさんの書く話はすっごく好きです！これからも頑張ってください！ (2020年1月29日 21時) (レス) id: 738f8e5133 (このIDを非表示/違反報告)
barumi(プロフ) - うささん» はじめまして！そんなこと言っていただけて嬉しいです（ ; ; ）これからも見に来てくださると嬉しいです！ (2020年1月23日 21時) (レス) id: a3ada5e282 (このIDを非表示/違反報告)
barumi(プロフ) - ぷーちゃんさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです（ ; ; ）ありがとうございます…！また見にきてください！ (2020年1月23日 21時) (レス) id: a3ada5e282 (このIDを非表示/違反報告)
barumi(プロフ) - ありすさん» ありがとうございます…！驚きの展開で申し訳ありません笑 もう少し小説にお付き合いくださいね(^^) (2020年1月23日 21時) (レス) id: a3ada5e282 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：barumi
| 作成日時：2020年1月19日 19時
