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紫耀くんは、本当に優しくて。
いつも笑わせてくれるし、どんなときもそばにいてくれる。
毎日のように愛の言葉もくれる。
私も次第に、紫耀くんにドキドキを覚えた。
この日は撮影中、一人ずつの撮影もあったりして待機時間がありみんなはスタジオの近くの椅子に座って待っていた。
私はスケジュール管理のため、控え室にて一人で作業中。
すると、コンコンと戸がノックされて、顔を覗かせたのは、紫耀だった。
「紫耀くん！あれ？撮影大丈夫ですか？」
平野「俺１番だったから、あと５人待ち時間あるし大丈夫。」
「みなさんスタジオにいるんじゃないんですか？」
平野「いるよ。けど、俺、Aと一緒にいたいから」
ヘラッと笑うと紫耀くんは私の隣に椅子を引いて腰掛けた。
鼓動が高鳴る。
平野「ね〜、Aはさ、今のところ、俺のどんなとこが好きだなって思う？」
突然そんなことを聞き出した紫耀くんに驚きながらも考えてみた。
「…廉くんとは違って、優しいところです」
「……廉くんとは違って愛情をたくさんくれるところです」
「………廉くんとは違って…」
平野「…廉くんとは違って、ね…。」
紫耀くんはそう言うと自嘲気味に笑った。
平野「…もういいよ。徐々に、俺のこと、好きになって？」
困ったように笑った紫耀くんは私を優しく包んで、軽く口づけをし、ちょっと撮影の様子見てくるねって出て行った。
大丈夫。
私はもう、紫耀くんのことが…。
そう思っても、言い聞かせても、やっぱり頭の端に出てくる顔は廉くんの顔で。
そんな自分が嫌でたまらなかった。
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いわうさぎ(プロフ) - はじめまして。とても楽しかったです。きゅんきゅんしました。リクエストで海人くんのお話をよろしければ書いて頂きたいです。 また、新しい作品を楽しみにしています。 (2020年2月1日 20時) (
レス) id: 61e72c48b6 (このIDを非表示/違反報告)
renchka(プロフ) - はじめまして！すごく面白くて、引き込まれる話だと思っていたらbarumiさんのお話だったんですね＾＾secret storyが大好きで何度も読み返したくらいなので、やはりbarumiさんの書く話はすっごく好きです！これからも頑張ってください！ (2020年1月29日 21時) (レス) id: 738f8e5133 (このIDを非表示/違反報告)
barumi(プロフ) - うささん» はじめまして！そんなこと言っていただけて嬉しいです（ ; ; ）これからも見に来てくださると嬉しいです！ (2020年1月23日 21時) (レス) id: a3ada5e282 (このIDを非表示/違反報告)
barumi(プロフ) - ぷーちゃんさん» ありがとうございます！そう言っていただけて嬉しいです（ ; ; ）ありがとうございます…！また見にきてください！ (2020年1月23日 21時) (レス) id: a3ada5e282 (このIDを非表示/違反報告)
barumi(プロフ) - ありすさん» ありがとうございます…！驚きの展開で申し訳ありません笑 もう少し小説にお付き合いくださいね(^^) (2020年1月23日 21時) (レス) id: a3ada5e282 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：barumi
| 作成日時：2020年1月19日 19時
