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「…もしかして、お父さん、明智のとこに来たの…?」

明智「…来た。」

「……いつ?」

明智「……今日。Aと離れて自分の家帰ったら。家の前に、いた。」



同じタイミングで…。

この偶然は、全くもって嬉しくない偶然だった。











明智side



またAを俺は守れなかった。


俺自身も、暴力を振るわれてたこともあり、強く大人の男の人に押されると、怖くなって怯んでしまう。


こんなことじゃ、一生、コイツを守ることはできないってわかってるのに。



Aが、何もされてませんように。

どうか、明日も笑顔で学校に来てくれますように。



ただただ、そう願うことしかできなくて。

そう願って俺は家に帰った。



すると、家の前にいたのは、


「よう」


俺の、父親だった。



ああ、俺もか。


A、一緒だよ。



怖いくせに、辛いくせに、いま同じ思いをAとしているのだと思うと、少し心強く感じた。

どうしようもなく情けないけど。



明智父「なに固まってんの?笑 へぇー、こんな制服なんだな笑」

明智「何しに来たの?」

明智父「話があるんだよ。学校終わるのずーっと待ってたんだぜ。何時に終わるのか電話しても教えてくれないし。お前も返信ないし。」

明智「俺、話すことないけど」

明智父「俺はあるんだよ。入れろよ。ほらはやく…開けろって。」

明智「…」

明智父「なに俺を入れたくないの?ねえ、どうなの?じゃあここで話そうか?ん?」



A、お前も今、父親を家に入れてるんだよな…。

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# 永瀬 結海 - いつも、更新楽しみにしてます! 頑張ってくださあい !! (2019年7月4日 19時) (レス) id: bce38eef0d (このIDを非表示/違反報告)
barumi(プロフ) - 愛美さん» ありがとうございます…!!( ; ; )不定期な更新で申し訳ありません…! (2019年7月1日 23時) (レス) id: a3ada5e282 (このIDを非表示/違反報告)
愛美(プロフ) - 続きが気になります! (2019年6月23日 13時) (レス) id: 337efc6262 (このIDを非表示/違反報告)
いっちー - 続き見たい! (2019年6月16日 7時) (レス) id: 2169c2a8bd (このIDを非表示/違反報告)
愛美(プロフ) - この作品面白いですね!夢主ちゃんも救われますように! (2019年6月14日 9時) (レス) id: 337efc6262 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:barumi | 作成日時:2019年6月2日 18時

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