海人とDESHIIRI ７ ページ23
.
眠ってどれくらいかした時のことだった。
まだ夢か現実かうやむやなとき、ものすごい玄関をノックする音が聞こえて、扉の向こうからヤンキーかと思う声が聞こえた。
なにこのシチュエーション。夢か、夢みてるのか。
そして次の瞬間、「おきろや！！」って声が聞こえて、ゆっくり目を開けると、廉がいた。
え、海人の家だよね、え、廉！？
廉の後ろにいる海人を見ると、頭をかいたまま、目線を横にして、やっちまった感が漂っている。
永瀬「……お前こんなとこでなにしてんねん」
「…え、れ、廉、どした、え、あれ？なに？」
永瀬「どうした、なに？ は俺のセリフや！！お前なにしてんねんほんまに！！帰るぞ！！！！」
廉はまだ寝ぼけている私の腕を強く引っ張り、海人の家を出る。
「…いたい、廉！いたい！」
そう言っても全く聞く耳を持たず、そのまま廉は自分の車を乱暴に開けて私を中に押し入れ、自分も中に入ってアクセルを踏んだ。
すごいスピードであっという間に廉の家。
また私の腕を強く強く引っ張って、玄関を開けると私の腕を持ったまま後ろ手に鍵を閉める。私はそんな廉に合わせるように急いで靴を脱ぎ散らかした。
私をそのまま前に前に押しやり、寝室の部屋を開けると、思いっきりベッドに押し倒す。
「ね、廉！ちょっと！！」
永瀬「おかしいやろ、他の男の家に泊まって、同じベッドで寝てるって」
「ご、ごめん、あの、時間も遅くて」
永瀬「わかっとるわ！海人からLINEきとんねん！」
「なんて？？」
永瀬「悪気もなく、A泊めますとか報告してきたから頭に血上るか思ったわほんまにふざけんなや」
そう言いながら乱暴に口付けてくる。深く深く。呼吸ができなくて。
廉の顔を必死に押した。
ようやく離れたと思ったら、私の両手を片手で頭の上で押さえて、またキスをしてきて、そのままもう片方の手で体を触り始める。
「っ、れ、れんっ、ま、まって」
永瀬「…待たんわ、マジで腹立つ」
その目は、嫉妬剥き出しの顔で、目つきが違うくて。
私は、数時間前の自分の、軽率で浅はかな行動を、大きく反省することになった。
海人と廉のLINE内容
Instagram▷@barumi_dream
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3162人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「King&Prince」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
希光 - 紫耀くんと海人くん、本当にかっこよくて...3回ぐらい泣いちゃいました。凄くメンバー思いだなって、いい人すぎて... (2020年3月15日 13時) (
レス) id: 7122d12917 (このIDを非表示/違反報告)
Re-(^^)(プロフ) - 那須くんと絡み入れてほしいです！ (2019年10月13日 0時) (レス) id: ff2569188a (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - SixTONES大好きなので、絡みがあって嬉しいです！！ (2019年5月6日 17時) (レス) id: bd2c5a4b30 (このIDを非表示/違反報告)
あやぴ(プロフ) - 更新を楽しみにさせて頂いてます♪インスタの方もキュンキュンしながら読ませて頂いてます！これからも頑張ってください！毎日チェックしにきます笑 (2019年5月2日 1時) (レス) id: 159dcadd4e (このIDを非表示/違反報告)
ガオラー(プロフ) - 更新ありがとうございます(●´▽`●)これからも頑張ってください！応援してます！！！ (2019年5月1日 12時) (レス) id: 42ebf5317c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：barumi
| 作成日時：2019年2月21日 18時
