373. ページ34
.
その日はそれで終了。マサさんと２人で現場を後にした。
「さっきの、何が言いたかったんですか？あと、演技じゃないって？」
「演技じゃないって言うのは、そのままの意味でしょ(笑)」
「…ふふ」
最近は少し涼しくなってきた。風が吹いたら丁度いい道を、２人で歩く。
かなり深い時間であるため、少しくらい外を歩いても、何もない。
「でも、本当に今日は、マサさんの うん にやられましたよ…」
「ニヤけてたよね？(笑)」
「仕方ないじゃないですか！」
「…実はね、Aがいきなり見つめてきたから、なんか、キュンってしちゃって(笑)で、その結果、ふざけられなくなっちゃって、 うん になったんだよ(笑)」
「え！そうなんですか！？」
撮影中なのに、なんてこと考えてんだろうね〜 と言って笑って下を向くその仕草。
私はいちいち、全てに キュン としているんですよ。
なんて、素直に言えたらなぁ。
「…明日の撮影、楽しみ」
「…ちょ、もう…」
結子と隆汰の撮影の時のことをふと思い出した。
あの時も、突然酔った勢いでキスされるというシーンの前日にマサさんに言われた一言で戸惑ったなぁ。
「結構共演してるし、みんながうちらの関係知っていながら、色々キスシーンもしたりしてるけど、こんなガッツリ、初めてじゃない？(笑)」
「…初めてですね」
そう。
明日は、ベッドで裸(という見せかけ)で抱き合うシーンの撮影が、あるのだ。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 690人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
おじょう(プロフ) - 更新ラッシュ幸せ過ぎです(///ω///)♪犯人はまさか・・！？気になりますね〜!(笑) 推理して待ってます(^∇^)ありがとうございます★ (2018年2月10日 1時) (
レス) id: aece03adca (このIDを非表示/違反報告)
りあな - 更新有難うございます！！すっっごく楽しみに待ってました！ (2018年2月4日 23時) (レス) id: 3d8c6f6819 (このIDを非表示/違反報告)
さと - 更新待ってました( ；∀；)嬉しい！ありがとうございます！ (2018年2月3日 22時) (レス) id: 96592ea6c6 (このIDを非表示/違反報告)
おじょう(プロフ) - 更新されてたー！！(*≧∀≦*)嬉しかったです♪ありがとうございます！！ (2018年1月31日 14時) (レス) id: aece03adca (このIDを非表示/違反報告)
梅 - 久しぶりの更新ありがとうございます！ (2018年1月30日 0時) (レス) id: a68a88ed5a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：barumi
| 作成日時：2017年8月12日 12時
