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「昨日、先にオールアップじゃなくて、一緒にしたかったよね」
マサさんの声が胸に沁みて。鼻の奥が、ツーンと痛くなる。
「昨日の最後のシーン、ものすごく良かったから、そのまま２人で終われたら、最高だったのに。俺だけあのいい雰囲気でオールアップってね(笑)」
もう、どうしようもない。
抑えきれない。
この気持ちを、なかったことになんか出来ない。
「帰り道、すっごい虚し……Aちゃん…？」
名前を呼ばれ、ふと我に返る。驚いたように、なぜかマサさんが泣きそうな顔で私を見ている。
「…なんで泣いてるの？」
泣いてる…？
慌てて頬を触ってみると、幾つも幾つも、止まらない涙の筋が出来ていた。
「…っ……ごめんなさいっ、どうしたんだろ…」
好き ということを抑え、堪え、我慢した私の恋心は、大粒の涙となって溢れだす。
限界だった。
抑えよう、と思っている私の心に、スルリといとも簡単にマサさんは入ってきて、優しい言葉をかける。
せっかく鍵をしたはずの心の扉を、いとも簡単に解除して、侵入してくる。
もう、降参だ。
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tethi - すいません間違えて低評価押してしまいました本当は10です。 (2017年10月18日 7時) (
レス) id: 37a7313118 (このIDを非表示/違反報告)
ロダリオ(プロフ) - はじめまして(^^)お気に入りして一気に読んでしまいました窪田君大好きなんで窪田君の優しさが伝わってキュンキュンしました (2016年10月23日 21時) (レス) id: ec2d12b21a (このIDを非表示/違反報告)
barumi(プロフ) - maimaiさん» ありがとうございます（ ; ; ）一気に読んでいただけたんですか…！嬉しいです…！！ぜひ！！よろしくお願い致します！ (2016年8月6日 19時) (レス) id: a51fd46bb9 (このIDを非表示/違反報告)
barumi(プロフ) - おむらいすさん» 一気に！ありがとうございます！！（ ; ; ）嬉しいです！この小説をきっかけに更に好きになっていただけたら、こんなに嬉しいことはありません！ありがとうございます！ (2016年8月6日 19時) (レス) id: a51fd46bb9 (このIDを非表示/違反報告)
barumi(プロフ) - yukiさん» はじめまして！読んでくださってありがとうございます（ ; ; ） キュンキュンしてくださって嬉しいです…！！ありがとうございます！これからも頑張ります！ (2016年8月6日 19時) (レス) id: a51fd46bb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：barumi
| 作成日時：2016年7月16日 18時
