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その帰り道、Aは桜田と一緒に２人で帰って行った。
その姿を、僕の隣にいる零は複雑そうに、悔しそうに、どこか切なそうに、見ていた。
牧生「昔、聖子さんが言ってたこと思い出した。
″私はしょっちゅうAの前で泣くけど、Aは私の前で泣いたことないんだよね。
物心ついてから、ずーっとAの涙を見たことがないの″
って。
それから、″Aは、泣かないんじゃなくて、泣けないんじゃないか″って」
零「…泣けない？」
牧生「聖子さんはAの前では安心して泣くことができた。
でもそれはAに一方的に負担を強いるものだった。
…もしかしたら聖子さんはAを楽にしてあげたかったのかもしれない。」
零は、何かを考えるように頷いた。
納得した？零。この話にー。
こんな複雑な過去を抱えてる彼女とは、もうやっていけないよね…零。
まぁ…この過去も……ちゃんとした真実ではないけどね。
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林檎 - おもしろいです！窪田くん大好き！！(笑) (2016年12月19日 16時) (
レス) id: 83c885c550 (このIDを非表示/違反報告)
barumi(プロフ) - まさなつさん» ありがとうございます！励みになります(;_;) 頑張りますのでこれからもよろしくお願い致します(^^) (2016年6月9日 22時) (レス) id: a51fd46bb9 (このIDを非表示/違反報告)
まさなつ(プロフ) - 毎回barumiさんの作品を楽しみに読ませてもらってます！これからも頑張ってくださいね！ (2016年5月25日 18時) (レス) id: 1e5c4cc75a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞barumi∞
| 作成日時：2016年5月25日 18時
