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教頭「入院生活が半年ほど続いてしまったようですが、すっかり良くなってます」
校長「そうですか、それでは早く学校に馴染んで楽しんで下さいね桐島くん」
牧生「はい…あの、ちょっと校内を見学してきても構いませんか？」
高校に転校してきた僕は、そう校長先生に告げたあと、校内を歩いた。
見学、と言う名の、ある彼女探しに。
廊下を歩いていると、目の前から、何やら聞き覚えのある、いや、ずっと求めていた美しい声が聞こえてきた。
「吉岡先生…やめたんだって」
いた。
あの時の、彼女だ。
何やら、隣の男と随分仲良さげに喋ってる。
誰だ、あいつ。
彼女と親しくしてたけど、もしかして新しい彼氏？
それでもいいんだ。
僕は彼女と出会えただけで、幸運だと思ってるから。
そいつと喋りおわると、彼女は俺の隣を颯爽と通りすぎていった。
僕はこんなにも君を覚えているのに、君は僕のこと、覚えてないんだね。
だんだんと小さくなっていく背中を、僕はただ、眺め続けた。
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林檎 - おもしろいです！窪田くん大好き！！(笑) (2016年12月19日 16時) (
レス) id: 83c885c550 (このIDを非表示/違反報告)
barumi(プロフ) - まさなつさん» ありがとうございます！励みになります(;_;) 頑張りますのでこれからもよろしくお願い致します(^^) (2016年6月9日 22時) (レス) id: a51fd46bb9 (このIDを非表示/違反報告)
まさなつ(プロフ) - 毎回barumiさんの作品を楽しみに読ませてもらってます！これからも頑張ってくださいね！ (2016年5月25日 18時) (レス) id: 1e5c4cc75a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：∞barumi∞
| 作成日時：2016年5月25日 18時
