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「 はぁ〜！ うまかった！
また来ます！！ 」
と店長に伝えて店を出る。
もうすぐ私の家に着く…。
『 紫耀くん、 私の家ここだから… 』
「 また、紫耀”くん”に戻ってるやん。笑 」
『 あ、ごめん…笑 慣れなくて。 』
「 まー、地道に慣れてってくれればえーよ！ 」
『 わかった。
あ！後ね、今度の特別公演の千秋楽、また加奈と行くからね。 』
「 ほんまに！？ めっちゃ嬉しい！
俺、頑張れるーーー！ 」
わーーーい と言いながら
嬉しそうな動きをしている。笑
「 A見つけたら、何かしらアクションおこすからな！ 見ておけよ！笑 」
『 楽しみにしてるね！
(アリーナ最前列ってのは、あえて伝えないでおこう…笑) 』
「 じゃぁ、次はライブで会おうな！ 」
と言って、来た道を戻ろうとする紫耀くん。
『 え？ なんか忘れ物？ 』
「 逆に え？？ やで。
俺ん家、もうちょっと前やねん。笑
女の子1人で帰らせるなんて危ないやろ。 」
『 ついてきてくれたの？
… ありがとう … /// 』
嬉しくて、きっと顔が真っ赤。
つい顔を下げる。
「 ええよ。 A。
またな。 」
そう言って、俯いている私の頭をクシャクシャにして帰っていった。
紫耀くんから言われる
” またな ”
って言葉。
それを聞く度に、
好きって気持ちが、膨らんでいく＿＿＿
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作者名：りー
| 作成日時：2015年9月12日 21時
