アイドル × 一般人 ★sho.hirano (ページ23)

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席に着くなり、メニューを開き
あれも良い、これも良いと迷っている様子の紫耀くん。

普通に考えて、

なんで紫耀くんのファンの私が、紫耀くんと一緒にご飯食べようとしてるんだろ…。

… 迷ってる時の紫耀くんも可愛い顔するんだなー…

「ねー。どう思う？」

『へ！？』

色々1人で考えていたら、急に話かけられた。

「このパンケーキか、パフェか迷ってんねん。」

『私のオススメはパンケーキだよ。』

「そんなら、パンケーキにするー！」

と言って笑顔で注文する紫耀くん。

数分後やってきたパンケーキに目を輝かせる。

「うおっ！めっちゃ美味そうやん♥︎ 」

といって、食べ始めた。

じーーーっと見ていると、

パンケーキを食べやすい一口サイズに切って、私の目の前に持ってくる。

「そんなに食べたいんなら、言ってくれればえーんに。笑」

『や、そういうわけじゃ、

「あーーん。」

… え …？』

「ほら、食べてええって。

あーーーーーーん。」

と言って、真似をしろとでも言うように口を開けている紫耀くん。

ゆっくり、口を開けてパンケーキを頬張る。

『美味しいっ…！！』

「あはは！ほんま美味しそうに食べるんやなー！」

と言って、またひたすら美味しそうに食べ続けていた。

よくよく考えたら、

これって関節キスだよね？

でも、紫耀くんのことだし、
全然気にしてないんだろうな…。

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