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ぎこちない会話をしながら、しばらく歩くと私の職場が見えてきた。
「 なぁなぁ、腹減らん？ 」
『 えっ？ うーん…
(大好きな紫耀くんが隣に居ると気持ちが一杯でお腹空きませんなんて絶対言えない…！！！！) 』
「 …空いてなさそうやな。笑
俺、ちょっとお腹空いてもうたから、付き合ってくれへん？ 」
と、言って私のお店に入っていく紫耀くん。
〈 いらっしゃいませ！ 〉
と言って出てきてくれたのは店長(女性)。
「 あれ？ Aじゃん。どしたのー？ 」
『 ちょっとだけ、ご飯いただいてきます！
奥の個室いいですか？ 』
「 もちろん大丈夫だよ！
って… え！？？？？
…隣にいるのは… 」
紫耀くんを見て驚く店長。
(紫耀くんってばれたか！？？)
「 Aの彼氏さん！？？ 」
『 はい！！！？？？ 』
「 いやぁ！嬉しい！Aにこんなイケメンな彼氏がいたなんて！ 」
と言って、紫耀くんの背中をバシバシ叩く。
『 ちょっと！ 店長、彼氏じゃないですって！！！！ 』
と言って店長を落ち着かせるが、
紫耀くんもまんざらでもないような笑顔だ。
「 ちょっとだけAさんを借りていきますー。 」
と言って、私の背中を押し奥の個室へ進む紫耀くん。
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作者名：りー
| 作成日時：2015年9月12日 21時
