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次の日_
今日も同じ学科の講義から始まる。
柊「 Aおはよう。 」
「 柊真、おはよう。 」
ノートやペンを出していると、今日もキラキラなオーラを身にまといながら教室に入って来た紫耀君。
自然と止まる手元。
(何、見とれてんだ…)
と、再び手元に目を向けと
隣にいた柊真が、すぐ紫耀君の元へ走っていったのが分かった。
(少しだけなら、良いよね)
なんて勝手に自分で制限をかけて
遠慮がちに紫耀君を見る。
あぁ、昨日ファンの子に向けた笑顔と一緒だ。
勝手なイメージだけど、ファンの子に向ける笑顔と普段の笑顔って全然違う物だと思ってたけど、そうでもないんだな。
ずっと、ああやって笑っていて疲れないのかな。
友達もファンも差別無く大切にしてるのかな。
先生が入って来たところで、自分が紫耀君を分析していたことが恥ずかしくなり誰が見ている訳でも無いのに咄嗟に携帯を取り出し何を見ていた振りをする。
席に戻って来た柊真に不審がられる。
柊「 A、そんな近づかんと携帯の文字読めないん? 笑 」
「 じゃっ! いや、これは、たまたま… 」
柊「 じゃっ!ってなんやねん。
じゃっ!って。笑
ほんま昔から変わってへんよな。笑 」
「 それ褒めてる?貶してる? 」
柊「 貶してる。」
一発バシッと柊真の肩を叩く。
柊「 あーあ。紫耀に笑われた。 」
「 ふぇ!?? (紫耀君!?) 」
勢いよく紫耀君の方を見ると、
既に前を向いて講義の準備を始めていた。
こんな姿を見られてしまったんだという恥ずかしさで悶々としていたら、
その様子を見兼ねた柊真に鼻で笑われた。
柊「 今日から紫耀の中でAは暴力振るうゴリラやな。 」
「 まだ知り合っても無いのに!! 」
柊「 残念やったな。ゴリラ。 」
「 もう、なんてことしてくれてんの… 」
柊「 ゴリラくらい否定せい。 」
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りー(プロフ) - ととろさん» ありがとうございます(;_;)私も岸君には平野君から奪う勢いで頑張って貰いたいと思ってます!笑 亀更新ですがお付き合い下さい(^_^*) (2016年11月28日 2時) (レス) id: ddd52e45f4 (このIDを非表示/違反報告)
ととろ(プロフ) - 一番好きな作品です!平野くんとくっついてほしいのですが岸くんももっと頑張れ!とゆう気持ちでみています笑これからも更新頑張ってください! (2016年11月27日 20時) (レス) id: ceb33ecd27 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - はるひさん» ありがとうございます!きゅんきゅん出来ましたか?まだまだ平野君との絡みシーンが少ない気がしてますので、今後期待して待っていて下さい(*^^*) (2016年11月23日 0時) (レス) id: ddd52e45f4 (このIDを非表示/違反報告)
はるひ - このお話面白いしきゅんきゅんしました!次の更新も楽しみにしてます(*´ч ` *) (2016年11月21日 15時) (レス) id: c2bed1d8a8 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - わさおさん» 初コメントありがとうございます! 読者様の声が気になっていた所なのでとても嬉しいです。亀更新ですが今後ともお付き合い下さい(●´ω`●) (2016年11月14日 1時) (レス) id: ddd52e45f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りー | 作成日時:2016年10月24日 1時