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教室に入ると、久々に来た紫耀君に喜び近寄ってくる女の子達。
女「 紫耀久しぶり！ もう来ないかと思ってさ寂しかったー。 」
紫「 さすがに来ないとね。少し時間出来たから。笑 」
女「 この前の内容教えよっか？ 」
女の子がノートを差し出すと、紫耀君が後ろに隠れている私の方をチラッと見た。
紫「 あー…大丈夫！もうこの子に頼んであるから。ありがとう。 」
納得行かなそうな女の子達。
その内の1人が「 あいつ誰… 」と小声で言っているのを聞き逃さなかった。
紫「 また今度見せてな？ 」
そう言うなり顔を赤らめ嬉しそうにしている彼女達。
紫耀君も私に気を遣ったのか、逃げる様に私を引っ張りその場から離れる。
紫「 …ごめん。 」
「 あ、ううん。しょうがないよね、紫耀君がこんなのと一緒にいたら悪く思うのは当たり前だと思うし。 」
気にしてない。と伝えても、しばらく表情が曇っていた。
紫「 そうや、ノートほんまに見せて貰ってもええ？ 」
「 字、汚いけどごめん？笑 」
そういって渡したノートをスラスラと書き写していく。
時間が無かった為、大まかに重点だけ書き写し「ありがと」とノートを返して席に戻った紫耀君。
先生が教室に入ってきて、返して貰ったノートを開く。
そこに、自分とは違う字で何か書かれていた。
【字、めちゃ綺麗やと思う。
090-◯◯◯◯-◯◯◯◯
登録しておいてな？ 紫耀 】
反射的に紫耀君の席に目をやると、
こちらを見てニコッと笑い、自分の携帯を指差している。
口パクで、
( と う ろ く )
と、伝えるなり前を向いてしまった。
嬉しすぎて、1人顔真っ赤にして悶えていた。
側から見たら変人だと思う。
けど、そんなのは今気にならない。
早速携帯を取り出し、先程の番号を登録する。
新たに登録された
” 紫耀君 ”
という文字を見る度にニヤニヤしてしまう。
純粋に嬉しい気持ちの中に、”ジャニーズJr. 平野紫耀”のアドレスを知ってしまったという優越感を感じてしまった。
この間遭遇して泣いて喜んでいたあの女の子は、知りたくても知れないんだ。
きっと紫耀君の連絡先を知りたい人は沢山いる。
絶対に紫耀君の秘密は守らなければいけない立場に変わったことを再確認させられる。
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りー(プロフ) - ととろさん» ありがとうございます(;_;)私も岸君には平野君から奪う勢いで頑張って貰いたいと思ってます！笑 亀更新ですがお付き合い下さい(^_^*) (2016年11月28日 2時) (
レス) id: ddd52e45f4 (このIDを非表示/違反報告)
ととろ(プロフ) - 一番好きな作品です！平野くんとくっついてほしいのですが岸くんももっと頑張れ！とゆう気持ちでみています笑これからも更新頑張ってください！ (2016年11月27日 20時) (レス) id: ceb33ecd27 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - はるひさん» ありがとうございます！きゅんきゅん出来ましたか？まだまだ平野君との絡みシーンが少ない気がしてますので、今後期待して待っていて下さい(*^^*) (2016年11月23日 0時) (レス) id: ddd52e45f4 (このIDを非表示/違反報告)
はるひ - このお話面白いしきゅんきゅんしました！次の更新も楽しみにしてます(*´ч ` *) (2016年11月21日 15時) (レス) id: c2bed1d8a8 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - わさおさん» 初コメントありがとうございます！ 読者様の声が気になっていた所なのでとても嬉しいです。亀更新ですが今後ともお付き合い下さい(●´ω｀●) (2016年11月14日 1時) (レス) id: ddd52e45f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りー
| 作成日時：2016年10月24日 1時
