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公演が始まり、色んな出演者が出てくる。
紫耀はいつだろう。 と思っていると、大きな幕が下りステージのどセンターでキラキラ輝いている紫耀が立っていた。
フライング、ダンス、歌、芝居…
全てにおいて群を抜いている紫耀。
改めて惚れ直す。とんでもない人に出会って、恋をしてしまった。
次に画面にprinceと表情され、神君と岸君と岩橋君という子が出て来た。
いつもと違って、みんな本当にキラキラしている。
私の知らない顔だ…。
全ての公演が終わり、スタンディングオベーション後紫耀がステージに出て来た。
とてもやりきった表情で、泣きながら感謝の言葉を伝えている。
本当に、本当にカッコいい。
隣からツンツンされる。
廉が控えめに「じゃ」と言って会場を去って言った。廉に続けて柊真が席を立つ。
帰らなければならなかったけど、私の知らない紫耀を知って放心状態だった。
ようやく席を立とうとした時警備員さんが寄ってきて
「 平野さんが、もう少し待って居て…と 」
と耳打ちで知らせてくれた。
もしかして会いに来てくれるのかと、期待を胸にもう一度席に着いた。
私以外のお客さんが居なくなったところで、横の扉が開いた。
そこにはさっきまでステージに居た愛しい人が立っていて、胸がギュウッと締め付けられた。
紫「 お待たせ 」
「 お疲れ様…っ 」
紫「 待って、なんで泣いとんの!笑 」
自分でも気づかない内に涙が溢れていてらしい。
「 ほんとに、かっこよかった… 」
紫「 ほんま?ありがとう… 」
「 …ズルい。 」
紫「 ズルい!?笑 」
「 だって、あんなの観たら惚れ…」
岸「 Aちゃん!!! 」
勢いよく岸君が走ってきた。
岸「 あー…Aちゃん。 相変わらずお前は可愛いな! 」
危なかった。
感情が高ぶって惚れ直したとか言っちゃうところだった…。
紫「 岸君、そうやってAを落としにかかるならもう会わせんで。笑 」
岸「 え!?会うのすら紫耀の許可が必要なの!?笑 」
紫「 当たり前や! 」
こうやって紫耀に自分の物扱いされるのって、慣れっこなんだけど嬉しいんだよね。
一瞬でも紫耀の物になれたみたいで。
紫「 冗談やって。 笑 」
この一言で、全て壊れちゃうんだけどね。
…冗談じゃなくなる日は来るのかな。
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りー(プロフ) - ととろさん» ありがとうございます(;_;)私も岸君には平野君から奪う勢いで頑張って貰いたいと思ってます!笑 亀更新ですがお付き合い下さい(^_^*) (2016年11月28日 2時) (レス) id: ddd52e45f4 (このIDを非表示/違反報告)
ととろ(プロフ) - 一番好きな作品です!平野くんとくっついてほしいのですが岸くんももっと頑張れ!とゆう気持ちでみています笑これからも更新頑張ってください! (2016年11月27日 20時) (レス) id: ceb33ecd27 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - はるひさん» ありがとうございます!きゅんきゅん出来ましたか?まだまだ平野君との絡みシーンが少ない気がしてますので、今後期待して待っていて下さい(*^^*) (2016年11月23日 0時) (レス) id: ddd52e45f4 (このIDを非表示/違反報告)
はるひ - このお話面白いしきゅんきゅんしました!次の更新も楽しみにしてます(*´ч ` *) (2016年11月21日 15時) (レス) id: c2bed1d8a8 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - わさおさん» 初コメントありがとうございます! 読者様の声が気になっていた所なのでとても嬉しいです。亀更新ですが今後ともお付き合い下さい(●´ω`●) (2016年11月14日 1時) (レス) id: ddd52e45f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りー | 作成日時:2016年10月24日 1時