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変装してるし、顔もちゃんと隠れてる。
けど、私が初めて紫耀と話した日と同じ服装だったから。
すぐ分かってしまった。
頭が真っ白になり、その場から動けなくなる。
少し離れたかと思えば、見つめ合い段々と近づいていく顔。
…やだ。 いやだ…。
そう思い、目をギュッと瞑ろうとした瞬間
冷え切った右手が急に暖かくなり、身体が引っ張られた。
すぐに見えなくなった、紫耀達。
「 廉君…？ 」
廉「 悪い…なにやってんやろ。 好きじゃないなら、別に紫耀のキス見たってどうってことないのにな。 」
そうだよ。
なんで嫌なんて思ったんだろう。
大したことなかったはずなのに。
「 そ、そうだよ！何慌ててんの廉君。 」
廉「 でも、Aが 助けてって言ってるように見えたから。 」
ライトに照らされた廉君を見て、初めてドキッとしてしまった。
「 あり、がと… 」
廉「 もっと、素直になったってええんちゃう？ 」
何考えてるかわからなかった廉君か、さっきの出来事から急に優しくなったように感じる。
「 彼は…沢山のファンがいるアイドルだよ？ 私なんかが彼を好きになっちゃ
廉「 ええで？ 」
「 いや、廉君に言われても… 」
廉「 俺やって、紫耀と同じアイドルやで？ 」
「 …は？ 」
何を言っているんだこいつは？
と言わんばかりに目を見開く。
廉「 しかも俺は紫耀と
ずっと一緒にグループ組んでる。 」
「 ちょっと待って、頭が追いつかない。 」
廉「 岸君も神も、アイドルやで？ 」
ここでようやく気づいた。
ジン という名前に聞き覚えがあったのは、紫耀が電話していた相手だったからだ。
てことは、もし合コンの誘いを断ってなかったらあそこに参加してたかもしれないってこと？
廉「 点と点が繋がりました。みたいな顔しとんな。笑 」
「 繋がったもん…。 」
廉「 紫耀のアレは… 」
と、私に気を使って言葉を選んでくれる廉君。
同時に蘇るあの光景。
何度思い出しても、胸がギュッと苦しくなる。
廉「 あれは、気にせんでええから。 」
「 彼女…？ 」
この前いないって言ってたけど…
廉「 彼女ちゃうよ。
せやから…
Aがアイツから紫耀を奪ってくれへん？ 」
そう廉君に言われたのがキッカケで、私の中で制御していたはずの歯車が大きく動き出した。
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りー(プロフ) - ととろさん» ありがとうございます(;_;)私も岸君には平野君から奪う勢いで頑張って貰いたいと思ってます！笑 亀更新ですがお付き合い下さい(^_^*) (2016年11月28日 2時) (
レス) id: ddd52e45f4 (このIDを非表示/違反報告)
ととろ(プロフ) - 一番好きな作品です！平野くんとくっついてほしいのですが岸くんももっと頑張れ！とゆう気持ちでみています笑これからも更新頑張ってください！ (2016年11月27日 20時) (レス) id: ceb33ecd27 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - はるひさん» ありがとうございます！きゅんきゅん出来ましたか？まだまだ平野君との絡みシーンが少ない気がしてますので、今後期待して待っていて下さい(*^^*) (2016年11月23日 0時) (レス) id: ddd52e45f4 (このIDを非表示/違反報告)
はるひ - このお話面白いしきゅんきゅんしました！次の更新も楽しみにしてます(*´ч ` *) (2016年11月21日 15時) (レス) id: c2bed1d8a8 (このIDを非表示/違反報告)
りー(プロフ) - わさおさん» 初コメントありがとうございます！ 読者様の声が気になっていた所なのでとても嬉しいです。亀更新ですが今後ともお付き合い下さい(●´ω｀●) (2016年11月14日 1時) (レス) id: ddd52e45f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りー
| 作成日時：2016年10月24日 1時
