半分こ 6 (ページ33)

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丸「もうな、すばる君と信ちゃんには書いてもろた。僕も書いたし、あとは愛だけ。
書いてくれたら、すぐ出しに行ってくるし！」

『りゅうへ、これ。』

丸「ん～？ちゃんと見えるようになったら、書いてもらおうと思っててん。

大丈夫。ちゃんと事務所もokしてくれたし、ファンの方達にもお伝えするよ？

僕の奥さんは強いんやでぇって報告する！」

『りゅ、りゅうへ、』グスッ

丸「うん、うん。大丈夫。

ほら、せっかく章ちゃんが描いてくれた向日葵さんや虹が見えんくなってしまうで？今愛ができる事は？」

章「ひまわり、良かったな。

俺の描いた向日葵さん達は、魔法がかかってるさかい、もうひまわりの指から離れられへんねんで？

丸はもちろん、俺もおる。

渋やんも信ちゃんも。な？だから早く退院しよ？」

『ふふ。魔法使いさんて章大君やったん？ありがとう。ほんまにありがとう。』

そう言って、私は隆平に渡された紙に記入した。

丸「よし！じゃあすぐ出しに行ってくる！」

そう言って、隆平は出て行った。