半分こ 6 (ページ28)

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『ありがとう。でも何の柄？めっちゃ気になるぅ！』

章「ん～？チップは外せるから、リハビリとか検査の時は外してもらいな？マニキュアは薄い色にしてるから、多分大丈夫やろ。」

そう言って、柄は教えてくれへんかった。

コンコン

『はぁ～い？』

章「お！丸！今ちょうど。どや？これ。」

丸「おおっ！めっちゃ良いやん～！さすが章ちゃん！あ、でもこの指からって、」

章「当たり前やろ！次は渋やんのやな。どこにしようかなぁ？」

って言うてるけど。

『すばる？あ！分かった！似顔絵やろ？』

丸「ははは。楽しみにしとき？見えるようになったら、メンバー全員の似顔絵が愛の爪にあったら面白いなぁ。笑」

章「それも面白いな！でもなかなかそれは難しいな。俺の技術では、まだ、」

って、2人で盛り上がって教えてくれへん。

丸「章ちゃん、今日な予約してきた。すぐ届くって。あと、これも。」

そう言いながら、章大君に何か紙を見せてる音はするけど。

『何？何？何なん？教えて？』

章「まだ内緒～！ほな、次は渋やんの用意して、近い内に又来るでなぁ～。」

そう言い残して、帰っていった。