半分こ 6 (ページ20)

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全ての話を聞いた僕は、やっと愛とすばる君の深い幼馴染という関係に納得がいった。

そして、なぜ今愛の目が見えなくなってしまっているのかも。

丸「ごめん。ごめ、」泣

『隆平？隆平が悪くない事で謝るのは？』

ボロボロと自分自身も泣きながら、無理な笑顔を作って僕の方を向いてそう言う愛を、

丸「愛？抱きしめるよ？」

そう言って、強く抱きしめた。

丸「ごめん。ほんま、」

す「丸。分かったか？今の話でこいつの過去の傷が、」

『すばる。ありがとう。それ以上は、』

丸「大丈夫。大丈夫しか言えんでごめん。僕は、いや僕も愛の側に。すばる君もごめん。これからも愛の事、」

す「アホか、お前は。当たり前や。こいつの側にも、しゃあないでお前の側にもおったるわ。」

『そやなぁ。隆平？しゃあないでいてもらお？泣笑』

丸「うん、そやね。しゃあないな？泣笑」

す「ほんま、しゃあなしやぞ？笑」

丸「よろしくお願いします。」

『ふふふ。隆平、すばる、ほんまありがとう。』

こうして僕達は、本当に家族以上の絆を築けたのかもしれない。愛、僕と出会ってくれてありがとう。