半分こ 6 (ページ11)

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『あかん！飲む！ちゃんと飲む！又隆平が飲ましてくれる？』

丸「そやね。愛？我慢しんと、言うたらいいんやで？あかん事はちゃんとあかんて言うから。
もうすぐリハビリ始まるやろ？無理しんと頑張って、早く退院しよ？」

『うん！早く退院できたら、先にコスモス畑がいいな？』

丸「お！それやったら急がんと！のんびりしてたら、雪だるまになってしまうで？」

『それは嫌や！寒いの嫌い！』

丸「大丈夫。僕がギューッて暖めるやん？」

『寒い時だけ？』

丸「そんな訳無いや～ん！」ギューッ

『んふふ。隆平やぁ。久しぶりの隆平やぁ。』

丸「愛？笑って？ずっとずっと。僕の側で笑っててな？」

『ん？どうしたん？当たり前やん！隆平が、こうちゃんが守ってくれた、この手がある。だから私頑張るよ？』

丸「いや、何も無いよ？久しぶりに元気そうで安心しただけ。」

『ならいいけど。』

そう言いながら、身体を離して両手で僕の頬を包んで、

『ありがとう。こんな言葉しか言えへんけど、隆平がちゃんと守ってくれてる。私は大丈夫。やろ？』

チュッ

丸「うん。そやね。とりあえずは、コスモスとオムライスに向けて！」チューッ

『んふふ。』チューッ

『隆平？約束ちゃんと守ってくれてる？』

丸「、、、。」

『ふふ。そんな正直な隆平が大好き～っ！』チューッ